デフォルトでは、head ブランチがベースブランチとコンフリクトしていない限り、どのプルリクエストもいつでもマージできます。 プルリクエストのリポジトリへのマージ方法に制限を適用することができます。
リポジトリのオーナーおよびリポジトリの管理権限を持つ人は、コラボレーターがリポジトリでブランチをマージする前に特定のワークフローや必須事項を強制できます。そのためには保護されたブランチのルールを作成します。
リポジトリ中のブランチルールは、特定のブランチ、すべてのブランチ、fnmatch構文で指定された名前のパターンにマッチするブランチに対して作成できます。 たとえばrelease
という語を含むブランチに対し、マージ前に最低でも2つのプルリクエストレビューを必須とするなら、*release*
に対してブランチルールを作成できます。詳しい情報については保護されたブランチの設定を参照してください。
保護されたブランチのルールの優先順位付け
リポジトリが同じブランチに影響する複数の保護されたブランチのルールを持っているなら、特定のブランチ名を含むルールがもっとも高い優先順位を持ちます。 同じ特定のブランチ名を参照する保護されたブランチのルールが複数あるなら、最初に作成されたブランチルールが高い優先順位を持ちます。
*
、?
、]
などの特殊文字を含む保護されたブランチのルールは、作成された順序で適用されるので、これらの文字を持つ古いルールが高い優先順位を持ちます。
ブランチの保護の設定
リポジトリでブランチ保護ルールを作成する場合、コラボレータは保護されたブランチへフォースプッシュしたり、ブランチを削除したりすることはできません。 他のブランチ保護設定を有効にすることができます。 詳細については、「プルリクエストのマージ可能性を定義」を参照してください。