クラスタのステータスの手動でのチェック
GitHub Enterprise Server には、クラスタの健全性をモニタリングするためのコマンドラインユーティリティが組み込まれています。 管理シェルから ghe-cluster-status
コマンドを実行すると、接続とサービスの状態の検証を含む一連の正常性チェックが各ノードで実行されます。 出力には、ok
または error
のテキストを含むテスト結果が表示されます。 たとえば失敗したテスト� けを表示するには以下のようにしてく� さい。
admin@ghe-data-node-0:~$ ghe-cluster-status | grep error
> mysql-replication ghe-data-node-0: error Stopped
> mysql cluster: error
注: 失敗したテストがない� �合、このコマンドは出力を生成しません。 これはクラスタが健全であることを意味します。
Nagiosでのクラスタステータスのモニタリング
GitHub Enterprise Server を監視するように Nagios を構成できます。 各クラスター ノードへの基本的な接続を監視することに� えて、ghe-cluster-status -n
コマンドを使用するように Nagios を構成して、クラスターの状態を確認できます。 これは、Nagiosが理解できるフォーマットの出力を返します。
前提条件
- Nagiosを動作させるLinuxのホスト。
- GitHub Enterprise Serverクラスターへのネットワークアクセス。
Nagiosホストの設定
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空のパスフレーズで SSH キーを生成してく� さい。 Nagios はこれを使用して GitHub Enterprise Server クラスタへの認証を行います。
nagiosuser@nagios:~$ ssh-keygen -t ed25519 > Generating public/private ed25519 key pair. > Enter file in which to save the key (/home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519): > Enter passphrase (empty for no passphrase): leave blank by pressing enter > Enter same passphrase again: press enter again > Your identification has been saved in /home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519. > Your public key has been saved in /home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519.pub.
セキュリティの警告: パスフレーズのない SSH キーがホストへの完全なアクセスを承認されていると、セキュリティ リスクになることがあります。 このキーの承認は、単一の読み取りのみのコマンドに限定してく� さい。
注: Ed25519 アルゴリズ� をサポートしていない Linux のディストリビューションを使用している� �合は、次のコマンドを使用します。
nagiosuser@nagios:~$ ssh-keygen -t rsa -b 4096
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秘密キー (
id_ed25519
) をnagios
ホー� フォルダーにコピーし、適切な所有権を設定します。nagiosuser@nagios:~$ sudo cp .ssh/id_ed25519 /var/lib/nagios/.ssh/ nagiosuser@nagios:~$ sudo chown nagios:nagios /var/lib/nagios/.ssh/id_ed25519
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ghe-cluster-status -n
コマンド のみ を実行する公開キーを承認するには、/data/user/common/authorized_keys
ファイル内のcommand=
プレフィックスを使用します。 任意のノードの管理シェルから、このファイルを変更してステップ1で生成した公開鍵を追� してく� さい。 例:command="/usr/local/bin/ghe-cluster-status -n" ssh-ed25519 AAAA....
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/data/user/common/authorized_keys
ファイルを変更したノードでghe-cluster-config-apply
を実行して、構成を検証し、クラスター内の各ノードにコピーします。admin@ghe-data-node-0:~$ ghe-cluster-config-apply > Validating configuration > ... > Finished cluster configuration
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Nagios プラグインがこのコマンドの実行をうまく行えることをテストするには、このコマンドを Nagios のホストからインタラクティブに実行してく� さい。
nagiosuser@nagios:~$ /usr/lib/nagios/plugins/check_by_ssh -l admin -p 122 -H hostname -C "ghe-cluster-status -n" -t 30 > OK - No errors detected
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Nagios の設定中にコマンド定義を作成してく� さい。
定義の例
define command { command_name check_ssh_ghe_cluster command_line $USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -C "ghe-cluster-status -n" -l admin -p 122 -t 30 }
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このコマンドを GitHub Enterprise Server クラスタ内のノードのサービス定義に追� します。
定義の例
define host{ use generic-host host_name ghe-data-node-0 alias ghe-data-node-0 address 10.11.17.180 } define service{ use generic-service host_name ghe-data-node-0 service_description GitHub Cluster Status check_command check_ssh_ghe_cluster }
Nagios に定義を追� すると、設定に従ってサービスチェックが実行されます。 Nagios の Web インターフェースで新しく設定されたサービスを確認することができます。