監査ログと Git イベント データのエクスポートについて
監査ログをエクスポートするには、GitHub Enterprise Cloud で Enterprise から JSON ファイルまたは CSV ファイルをダウンロードします。 監査ログ イベントをエクスポートするときに、サポートされている修飾子の 1 つ以上でクエリを実行して、エクスポートする特定のログ イベントをフィルター処理できます。 「エンタープライズの監査ログの検索」をご覧ください。
監査ログには、過去 180 日以内に Enterprise に影響を及ぼすアクティビティによってトリガーされたイベントがリストされます。 監査ログには、Git イベントが 7 日間保持されます。
Enterprise 監査ログから JSON ファイルをダウンロードすると、Git イベント データをエクスポートできます。 監査ログ データとは異なり、監査ログ ユーザー インターフェイスでフィルター処理とエクスポートを行うために特定の Git イベントにクエリを実行することはできません。
Note
Git イベントをエクスポートする場合、Web ブラウザー、REST API、または GraphQL API から開始されたイベントは含まれません。 たとえば、ユーザーが Web ブラウザーで pull request をマージすると、変更はベース ブランチにプッシュされますが、そのプッシュの Git イベントはエクスポートに含まれません。
エクスポートされたログの出力ファイルには、以下のキーと値があります。
Key | 値の例 |
---|---|
action | team.create |
actor | octocat |
user | codertocat |
actor_location.country_code | US |
org | octo-org |
repo | octo-org/documentation |
created_at | 1429548104000 (タイムスタンプは Epoch からの経過時間をミリ秒で示します。) |
data.email | octocat@nowhere.com |
data.hook_id | 245 |
data.events | ["issues", "issue_comment", "pull_request", "pull_request_review_comment"] |
data.events_were | ["push", "pull_request", "issues"] |
data.target_login | octocat |
data.old_user | hubot |
data.team | octo-org/engineering |
ログ イベントをエクスポートする代わりに、API を使用して監査ログ イベントを取得したり、イベントがログされる際に監査データをストリーム配信するように GitHub Enterprise Cloud を設定したりすることができます。 詳細については、「エンタープライズの監査ログ API を使う」および「Enterprise の監査ログのストリーミング」を参照してください。
監査ログ データのエクスポート
- GitHub の右上隅にあるプロフィール写真をクリックします。
- ご自分の環境に応じて、[Your enterprise] または [Your enterprises] をクリックし、表示するエンタープライズをクリックします。
- ページの左側にある Enterprise アカウントのサイドバーで、 [設定] をクリックします。
- [ 設定] で、 [監査ログ] をクリックします。
- 必要に応じて、フィルター処理された結果のみをエクスポートするには、1 つ以上のサポートされている修飾子またはログ フィルターで検索します。
- [エクスポート] ドロップダウン メニューを選んで、ファイル形式をクリックします。
Git イベント データのエクスポート
日付範囲ごとに Git イベント データをエクスポートすることもできます。 データは圧縮された改行区切り JSON ファイルとしてエクスポートされます。
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GitHub の右上隅にあるプロフィール写真をクリックします。
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ご自分の環境に応じて、[Your enterprise] または [Your enterprises] をクリックし、表示するエンタープライズをクリックします。
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ページの左側にある Enterprise アカウントのサイドバーで、 [設定] をクリックします。
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[ 設定] で、 [監査ログ] をクリックします。
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[Git イベントのエクスポート] ドロップダウン メニューを選んで、ログ イベントをエクスポートする日付範囲を選びます。
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[ダウンロードの結果] をクリックします。
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JSON データを抽出するには、アーカイブ ユーティリティ クライアントかコマンドを使用してファイルを圧縮解除します。 次に例を示します。
gunzip export-avocado-corp-1642896556.json.gz