外部 collectd
サーバーを設置
GitHub Enterprise Server インスタンスにcollectd
の転送をまだ有効にしていない場合は、外部の collectd
サーバを設置する必要があります。 collectd
サーバは、collectd
5.x以上のバージョンを使わなければなりません。
collectd
サーバにログインするcollectd
を作成、または編集することで、ネットワークプラグインをロードし、適切な値をサーバとポートのディレクティブに追加する。 たいていのディストリビューションでは、これは/etc/collectd/collectd.conf
にあります。
collectd
サーバを実行するための見本のcollectd.conf
LoadPlugin network
...
...
<Plugin network>
Listen "0.0.0.0" "25826"
</Plugin>
GitHub Enterpriseでcollectd転送を有効にする
デフォルトでは、collectd
転送は GitHub Enterprise で無効になっています。 次の手順に従って、collectd
転送を有効にして設定します。
- 任意のページの右上で をクリックします。
- 左のサイドバーでManagement Consoleをクリックしてください。
- ログの転送設定の下にある、Enable collectd forwarding を選択する
- Server address の欄には GitHub Enterpriseのアプライアンスの統計を転送したい
collectd
サーバのアドレスを入力する。 - Portの欄には、
collectd
サーバーに接続するためのポートを入力する。 (デフォルトは 25826) - Cryptographic setup のドロップダウンメニューでは、
collectd
サーバーとのコミュニケーションのセキュリティーレベルを選択する。 (None, signed packets, or encrypted packets.) - 左のサイドバーの下でSave settings(設定の保存)をクリックしてください。
collectd データの ghe-export-graphs
でのエクスポート
ghe-export-graphs
のコマンドラインツールは、collectd
が RRD データベースに保存するデータをエクスポートします。 このコマンドは、データを XML にして、1つのTAR書庫(.tgz)にエクスポートします。
その主な用途は、Support Bundleを一括ダウンロードする必要なく、GitHub Enterprise Support または GitHub Premium Supportのチームに仮想マシンのパフォーマンスに関するデータ提供することです。 定期的なバックアップエクスポートに含めてはなりません。また、その逆のインポートもありません。 GitHub Enterprise Support または GitHub Premium Supportに連絡したとき、問題解決を容易にするため、このデータが必要となる場合があります。
使い方
ssh -p 122 admin@[hostname] -- 'ghe-export-graphs' && scp -P 122 admin@[hostname]:~/graphs.tar.gz .
トラブルシューティング
中心の collectd サーバはデータを受信していない
GitHub Enterprise ships with collectd
version 5.x. collectd
5.x is not backwards compatible with the 4.x release series. GitHub Enterprise Server インスタンスから送られるデータを受信するには、中心のcollectd
サーバは 5.x 以上のバージョンでなければなりません。
他に質問や問題がある場合、GitHub Enterprise Support または GitHub Premium Supportまでお問い合わせください。