ノート: GitHub Actionsは、GitHub Enterprise Server 2.22で限定ベータとして利用可能でした。 ベータは終了しました。 GitHub Actionsは、GitHub Enterprise Server 3.0以降で一般に利用可能になりました。 詳しい情報については、GitHub Enterprise Server 3.0 のリリースノートを参照してください。
- GitHub Enterprise Server 3.0以降へのアップグレードに関する詳しい情報については「GitHub Enterprise Serverのアップグレード」を参照してください。
- アップグレード後のGitHub Actionsの設定に関する詳しい情報については、GitHub Enterprise Server 3.0のドキュメンテーションを参照してください。
ノート: GitHubホストランナーは、現在GitHub Enterprise Serverでサポートされていません。 GitHubパブリックロードマップで、計画されている将来のサポートに関する詳しい情報を見ることができます。
はじめに
このチュートリアルでは、alex-page/github-project-automation-plus
アクションを使用して、Issue が割り当てられたときに、Issue をプロジェクトボードの特定の列に自動的に移動する方法を説明します。 たとえば、Issue が割り当てられたら、それをプロジェクトボードの [In Progress
] 列に移動できます。
チュートリアルでは、最初にalex-page/github-project-automation-plus
アクションを使用するワークフローファイルを作成します。 次に、ニーズに合わせてワークフローをカスタマイズします。
ワークフローの作成
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このプロジェクト管理ワークフローを適用したいリポジトリを選択してください。 書き込みアクセス権を持つ既存のリポジトリを利用することも、新しいリポジトリを作成することもできます。 リポジトリの作成に関する詳細は「新しいリポジトリの作成」を参照してください。
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リポジトリで、プロジェクトボードを選択します。 既存のプロジェクトを使用することも、新しいプロジェクトを作成することもできます。 プロジェクトの作成の詳細については、「プロジェクトボードを作成する」を参照してください。
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リポジトリに、
.github/workflows/YOUR_WORKFLOW.yml
というファイルをYOUR_WORKFLOW
の部分を選択した名前で置き換えて作成してください。 これがワークフローファイルです。 GitHub上での新しいファイルの作成に関する詳しい情報については「新しいファイルの作成」を参照してください。 -
次の YAML コンテンツをワークフローファイルにコピーします。
YAML # このワークフローはGitHubによって認定されていないアクションを使用します。 # それらはサードパーティによって提供され、 # 別個の利用規約、プライバシーポリシー、 # サポートドキュメンテーションが適用されます。 name: Move assigned card on: issues: types: - assigned jobs: move-assigned-card: runs-on: ubuntu-latest steps: - uses: alex-page/github-project-automation-plus@5bcba1c1c091a222584d10913e5c060d32c44044 with: project: Docs Work column: In Progress repo-token: ${{ secrets.PERSONAL_ACCESS_TOKEN }}
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ワークフローファイルのパラメータをカスタマイズします。
project
の値をプロジェクトボードの名前に変更します。 同じ名前のプロジェクトボードが複数ある場合、alex-page/github-project-automation-plus
アクションは指定された名前のすべてのプロジェクトに対して動作します。column
の値を、Issue が割り当てられたときに移動する列の名前に変更します。repo-token
の値を変更します。repo
スコープを使用して個人アクセストークンを作成します。 詳しい情報については、「個人アクセストークンを作成する」を参照してください。- この個人アクセストークンをシークレットとしてリポジトリに保存します。 シークレットの保存について詳しくは、「暗号化されたシークレット」を参照してください。
- ワークフローファイルで、
PERSONAL_ACCESS_TOKEN
をシークレットの名前に置き換えます。
-
ワークフローファイルを、リポジトリのデフォルトブランチにコミットしてください。 詳細は「新しいファイルを作成する」を参照してください。
ワークフローのテスト
リポジトリで Issue が割り当てられるたびに、その Issue は指定されたプロジェクトボード列に移動されます。 Issue がまだプロジェクトボードにない場合は、プロジェクトボードに追加されます。
リポジトリがユーザ所有の場合、alex-page/github-project-automation-plus
アクションは、指定されたプロジェクト名と列を持つリポジトリまたはユーザアカウント内のすべてのプロジェクトに対して動作します。 同様に、リポジトリが Organization 所有の場合、アクションは、指定されたプロジェクト名と列を持つリポジトリまたは Organization 内のすべてのプロジェクトに対して動作します。
リポジトリに Issue を割り当てて、ワークフローをテストします。
- リポジトリで Issue をオープンします。 詳しい情報については、「>Issue を作成する」を参照してください。
- Issue を割り当てます。 詳しい情報については、「GitHub の他のユーザに Issue およびプルリクエストをアサインする」を参照してください。
- トリガーされた Issue を割り当てるワークフローの実行を確認するには、ワークフローの実行履歴を表示します。 詳しい情報については、「ワークフロー実行の履歴を表示する」を参照してください。
- ワークフローが完了したら、割り当てた Issue を指定されたプロジェクトボード列に追加する必要があります。
次のステップ
- リアクションの追加など、
alex-page/github-project-automation-plus
アクションで実行できる追加の詳細については、alex-page/github-project-automation-plus
アクションのドキュメントにアクセスしてください。