警告: 新しいリソースの割り当てプロセスは、仮想化プラットフォームやリソースの種類によって様々です。 重要なシステムリソースのモニタリングとアラートは、必ず設定しておいてください。 詳しい情報については「GitHub Enterprise Serverアプライアンスのモニタリング」を参照してください。
GitHub Enterprise Serverのインスタンスに参加するユーザが増えるにつれて、ストレージボリュームをリサイズする必要があるかもしれません。 ストレージのリサイズに関する情報については、使用している仮想化プラットフォームのドキュメンテーションを参照してください。
要求及び推奨事項
Note: Before resizing any storage volume, put your instance in maintenance mode. 詳しい情報については"メンテナンスモードの有効化とスケジューリング"を参照してください。
最小要件
ノート: GitHub ActionsもしくはGitHub Packagesのベータに参加してこれらの機能を有効化している場合、インスタンスには追加のハードウェアリソースが必要になります。 ベータ機能を使うインスタンスの最小要件は、以下のテーブル中の太字に示されています。 詳しい情報については「GitHub Enterprise Server 2.22のベータの機能」を参照してください。
ユーザライセンス | vCPUs | メモリ | アタッチされたストレージ | ルートストレージ |
---|---|---|---|---|
トライアル、デモ、あるいは10人の軽量ユーザ | 2 or 4 | 16 GB or 32 GB | 100 GB or 150 GB | 200 GB |
10-3000 | 4 or 8 | 32 GB or 48 GB | 250 GB or 300 GB | 200 GB |
3000-5000 | 8 or 12 | 64 GB | 500 GB | 200 GB |
5000-8000 | 12 or 16 | 96 GB | 750 GB | 200 GB |
8000-10000+ | 16 or 20 | 128 GB or 160 GB | 1000 GB | 200 GB |
既存のインスタンスのリソース調整に関する詳しい情報については「ストレージ容量の増加」及び「CPUあるいはメモリリソースの増加」を参照してください。
GitHub Enterprise Server 2.22のベータの機能
GitHub Enterprise Server 2.22は、GitHub Actions、GitHub Packages、code scanningといった機能をベータで提供しています。 詳しい情報については「GitHub Enterprise Server 2.22 リリースノートを参照してください。
GitHub Enterprise Server 2.22のベータの機能を有効化した場合、インスタンスには追加のハードウェアリソースが必要です。 最小要件に関する詳しい情報については「最小要件」を参照してください。
GitHub Actionsのハードウェアの要件に関する詳しい情報については「GitHub Enterprise ServerでGitHub Actionsを利用しはじめる」を参照してください。
データパーティションサイズの増加
- 仮想化プラットフォームのツールを使用して、既存のユーザーボリュームのディスクのサイズを変更します。
- GitHub Enterprise ServerのインスタンスにSSHでアクセスしてください。 詳しい情報については「管理シェル(SSH)にアクセスする」を参照してください。
$ ssh -p 122 admin@HOSTNAME
- アプライアンスをメンテナンスモードにしてください。 詳しい情報については"メンテナンスモードの有効化とスケジューリング"を参照してください。
- アプライアンスを再起動して、新しいストレージ割り当てを検出します。
$ sudo reboot
ghe-storage-extend
コマンドを実行して、/data/user
のファイルシステムを拡張します。$ ghe-storage-extend
新しいアプライアンスを使用したルートパーティションサイズの増加
- 現在のアプライアンスと同じバージョンを使用して、より大きなルートディスクで新たな GitHub Enterprise Server をセットアップします。 詳細は「GitHub Enterprise Server インスタンスをセットアップする」を参照してください。
- 現在のアプライアンスをシャットダウンします。
$ sudo poweroff
- 使用している仮想化プラットフォームのツールを使い、現在のアプライアンスからデータディスクをデタッチします。
- 大きなルートディスクを持つ新しいアプライアンスにデータディスクをアタッチします。
既存のアプライアンスを使用したルートパーティションサイズの増加
Warning: Before increasing the root partition size, you must put your instance in maintenance mode. 詳しい情報については"メンテナンスモードの有効化とスケジューリング"を参照してください。
-
GitHub Enterprise Server アプライアンスに新しいディスクを取り付けます。
-
parted
コマンドを実行して、ディスクをフォーマットします。$ sudo parted /dev/xvdg mklabel msdos $ sudo parted /dev/xvdg mkpart primary ext4 0% 50% $ sudo parted /dev/xvdg mkpart primary ext4 50% 100%
-
ghe-upgrade
コマンドを実行して、完全なプラットフォーム固有のパッケージを新たにパーティション分割されたディスクにインストールします。github-enterprise-2.11.9.hpkg
などのユニバーサルなホットパッチのアップブレードパッケージは、期待通りに動作しません。 After theghe-upgrade
command completes, application services will automatically terminate.$ ghe-upgrade PACKAGE-NAME.pkg -s -t /dev/xvdg1
-
アプライアンスをシャットダウンします。
$ sudo poweroff
-
ハイパーバイザーで、古いルートディスクを取り外し、古いルートディスクと同じ場所に新しいルートディスクを取り付けます。
-
アプライアンスを起動します。
-
Ensure system services are functioning correctly, then release maintenance mode. 詳しい情報については、「メンテナンスモードの有効化とスケジューリング」を参照してください。