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無効な JSON のデバッグ

Copilot Chat は、JSON データの構文エラーや構造上の問題を特定して解決できます。

JSON データを扱うとき、末尾のコンマ、中かっこの不一致、不適切なデータ型など、JSON が無効になる問題が発生することがあります。 GitHub Copilot Chat では、無効な JSON を解決するための修正が提案され、これらのエラーのデバッグと修正に役立ちます。

サンプル シナリオ

アプリケーションが API から JSON データを使用しているものの、無効な書式設定が原因で応答の解析が失敗するシナリオを考えてみます。 次のようなエラー メッセージを受け取ります。

Error: Parse error
----------------------^
Expecting 'STRING', 'NUMBER', 'NULL', 'TRUE', 'FALSE', '{', '[', got 'undefined'

エラーの原因になったのは次の JSON データです。

{
  "location": "San Francisco",
  "current_weather": {
    "temperature": 18,
    "unit": "Celsius",
    "conditions": "Cloudy
  },
  "forecast": {
    "day": "Monday",
    "high": 22,
    "low": 15,
    "precipitation": 10
  }
}

プロンプトの例

Why is my JSON object invalid and how can I fix it?

応答の例

Note

次の応答は例です。 Copilot Chat の応答は非決定的であるため、ここで示したものとは異なる応答が返される可能性があります。

Copilot は、conditions 値に終了引用符がないため JSON が無効であることを示唆する可能性があります。 修正後の JSON は次のようになります。

{
  "location": "San Francisco",
  "current_weather": {
    "temperature": 18,
    "unit": "Celsius",
    "conditions": "Cloudy"
  },
  "forecast": {
    "day": "Monday",
    "high": 22,
    "low": 15,
    "precipitation": 10
  }
}

この応答例での Copilot の提案には、conditions 値の終了引用符の修正が含まれ、それによって JSON 解析エラーは解決します。

参考資料