ノート: GitHub Actionsは、GitHub Enterprise Server 2.22で限定ベータとして利用可能でした。 ベータは終了しました。 GitHub Actionsは、GitHub Enterprise Server 3.0以降で一般に利用可能になりました。 詳しい情報については、GitHub Enterprise Server 3.0 のリリースノートを参照してください。
- GitHub Enterprise Server 3.0以降へのアップグレードに関する詳しい情報については「GitHub Enterprise Serverのアップグレード」を参照してください。
- アップグレード後のGitHub Actionsの設定に関する詳しい情報については、GitHub Enterprise Server 3.0のドキュメンテーションを参照してください。
ノート: GitHubホストランナーは、現在GitHub Enterprise Serverでサポートされていません。 GitHubパブリックロードマップで、計画されている将来のサポートに関する詳しい情報を見ることができます。
はじめに
このチュートリアルでは、imjohnbo/issue-bot
アクションを使用して定期的に Issue を作成する方法を説明します。 たとえば、Issue を毎週作成して Team 会議のアジェンダとして使用できます。
チュートリアルでは、最初に imjohnbo/issue-bot
アクションを使用するワークフローファイルを作成します。 次に、ニーズに合わせてワークフローをカスタマイズします。
ワークフローの作成
-
このプロジェクト管理ワークフローを適用したいリポジトリを選択してください。 書き込みアクセス権を持つ既存のリポジトリを利用することも、新しいリポジトリを作成することもできます。 リポジトリの作成に関する詳細は「新しいリポジトリの作成」を参照してください。
-
リポジトリに、
.github/workflows/YOUR_WORKFLOW.yml
というファイルをYOUR_WORKFLOW
の部分を選択した名前で置き換えて作成してください。 これがワークフローファイルです。 GitHub上での新しいファイルの作成に関する詳しい情報については「新しいファイルの作成」を参照してください。 -
次の YAML コンテンツをワークフローファイルにコピーします。
YAML # このワークフローはGitHubによって認定されていないアクションを使用します。 # それらはサードパーティによって提供され、 # 別個の利用規約、プライバシーポリシー、 # サポートドキュメンテーションが適用されます。 name: Weekly Team Sync on: schedule: - cron: 20 07 * * 1 jobs: create_issue: name: Create team sync issue runs-on: ubuntu-latest steps: - name: Create team sync issue uses: imjohnbo/issue-bot@3daae12aa54d38685d7ff8459fc8a2aee8cea98b with: assignees: "monalisa, doctocat, hubot" labels: "weekly sync, docs-team" title: "Team sync" body: | ### Agenda - [ ] Start the recording - [ ] Check-ins - [ ] Discussion points - [ ] Post the recording ### Discussion Points Add things to discuss below - [Work this week](https://github.com/orgs/github/projects/3) pinned: false close-previous: false env: GITHUB_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
-
ワークフローファイルのパラメータをカスタマイズします。
on.schedule
の値を変更して、このワークフローの実行日時を指定します。 上記の例では、ワークフローは毎週月曜日の 7:20 UTC に実行されます。 スケジュールされたワークフローの詳細については、「スケジュールされたイベント」を参照してください。assignees
の値を、Issue に割り当てる GitHub ユーザ名のリストに変更します。labels
の値を、Issue に適用するラベルのリストに変更します。title
の値を、Issue に付けるタイトルに変更します。body
の値を、Issue の本文に必要なテキストに変更します。|
文字を使用すると、このパラメータに複数行の値を使用できます。- この Issue をリポジトリにピン止めする場合は、
pinned
をtrue
に設定します。 ピン止めされた Issue の詳細については、「リポジトリに Issue をピン止めする」を参照してください。 - 新しい Issue が作成されるたびにこのワークフローで生成された以前の Issue をクローズする場合は、
close-previous
をtrue
に設定します。 ワークフローは、labels
フィールドでラベルが定義されている最新の Issue を閉じます。 間違った Issue をクローズしないようにするには、一意のラベルまたはラベルの組み合わせを使用します。
-
ワークフローファイルを、リポジトリのデフォルトブランチにコミットしてください。 詳細は「新しいファイルを作成する」を参照してください。
期待される結果
schedule
パラメータ(たとえば、毎週月曜日の 7:20 UTC)に基づいて、ワークフローは、アサインされた人、ラベル、タイトル、本文を使用して新しい Issue を作成します。 pinned
を true
に設定すると、ワークフローは Issue をリポジトリにピン止めします。 close-previous
を true に設定すると、ワークフローはラベルが一致する最新の Issue をクローズします。
ノート: schedule
イベントは、GitHub Actionsのワークフローの実行による高負荷の間、遅延させられることがあります。 高負荷の時間帯には、毎時の開始時点が含まれます。 遅延の可能性を減らすために、Ⅰ時間の中の別の時間帯に実行されるようワークフローをスケジューリングしてください。
ワークフローの実行履歴を表示して、このワークフローが定期的に実行されているかどうかを確認できます。 詳しい情報については、「ワークフロー実行の履歴を表示する」を参照してください。
次のステップ
- アサインされた人のローテーションや Issue テンプレートの使用など、
imjohnbo/issue-bot
アクションで実行できるその他の操作について詳しくは、imjohnbo/issue-bot
アクションのドキュメントをご覧ください。 - このアクションを使用したワークフローの例については、GitHub を検索 してください。