GitHub Pagesのドメイン検証について
個人アカウントあるいは Organization でカスタム ドメインが検証されると、個人アカウントあるいは Organization が所有するリポジトリのみから検証済みのカスタム ドメインもしくはそのドメインの直下のサブドメインに GitHub Pages サイトを公開できるようになります。
ドメインを検証すると、他のGitHubユーザがそのカスタムドメインを乗っ取り、そのユーザ自身のGitHub Pagesサイトの公開に使うことを止められます。 ドメインの乗っ取りは、GitHub Pages用にドメインを残したままで検証せず、あなたが自分のリポジトリを削除したとき、支払いプランをダウングレードしたとき、あるいはカスタムドメインのリンクを解除するその他の変更やGitHub Pagesを無効化した後に生じます。
ドメインを検証すると、直接のサブドメインもその検証に含まれます。 たとえば、github.com
カスタム ドメインが検証されると、docs.github.com
、support.github.com
およびその他の直下のサブドメインも乗っ取りから保護されます。
警告: ワイルドカード DNS レコード (*.example.com
など) を使用しないことを強くお勧めします。 このようなレコードを使うと、ドメイン乗っ取りのリスクが直ちに発生します (ドメインの検証を行ったとしても)。 たとえば、example.com
を検証すれば a.example.com
を使うことはできなくなりますが、依然として (ワイルドカード DNS レコードの対象範囲である) b.a.example.com
を乗っ取ることができます。 詳しくは、「GitHub Pagesのカスタムドメインの検証」を参照してください。
Organizationのドメインを検証することもできます。そうすると、「検証済み」バッジがOrganizationのプロフィールに表示されます。 詳細については、「Organizationのためのドメインの検証あるいは承認」を参照してください。
ユーザサイトのドメインの検証
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任意のページで、右上隅にあるプロファイルの画像をクリックし、次に[設定]をクリックします。
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サイドバーの [コード、計画、自動化] セクションで、 [ Pages] をクリックしてください。
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右側の [ドメインの追加] をクリックします。
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[追加するドメイン] で、確認するドメインを入力し、 [ドメインの追加] を選びます。
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[DNS TXT レコードを追加する] の手順に従って、ドメイン ホスティング サービスで TXT レコードを作成します。
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DNS設定が変更されるまで待ちます。これはすぐに行われることも、最大で24時間かかることもあります。 DNS 設定への変更は、コマンドラインで
dig
コマンドを実行して確認できます。 次のコマンドで、USERNAME
をユーザー名、example.com
を検証しているドメインに置き換えます。 DNS設定が更新されていれば、出力中に新しいTXTレコードが表示されます。dig _github-pages-challenge-USERNAME.example.com +nostats +nocomments +nocmd TXT
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DNS 構成が更新されたことを確認したら、ドメインを確認できます。 変更がすぐに行われず、前のページから移動した場合は、最初のいくつかの手順に従ってページ設定に戻り、ドメインの右側にある [] をクリックし、 [確認を続行] をクリックします。
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自分のドメインを確認するには、 [確認] をクリックします。
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カスタム ドメインが確認されたままになるようにするには、ドメインの DNS 構成で TXT レコードを保持します。
Organizationのサイトのドメインの検証
Organizationのオーナーは、自分のOrganizatinのカスタムドメインを検証できます。
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GitHub.com の右上隅にあるプロファイル写真をクリックし、 [自分の Organization] をクリックします。
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組織の隣の [設定] をクリックします。
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サイドバーの [コード、計画、自動化] セクションで、 [ Pages] をクリックしてください。
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右側の [ドメインの追加] をクリックします。
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[追加するドメイン] で、確認するドメインを入力し、 [ドメインの追加] を選びます。
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[DNS TXT レコードを追加する] の手順に従って、ドメイン ホスティング サービスで TXT レコードを作成します。
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DNS 構成が変わるまで待ちます。 即時または最大 24 時間かかる場合があります。 DNS 設定への変更は、コマンドラインで
dig
コマンドを実行して確認できます。 次のコマンドで、ORGANIZATION
を Organization 名、example.com
を検証しているドメインに置き換えます。 DNS設定が更新されていれば、出力中に新しいTXTレコードが表示されます。dig _github-pages-challenge-ORGANIZATION.example.com +nostats +nocomments +nocmd TXT
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DNS 構成が更新されたことを確認したら、ドメインを確認できます。 変更がすぐに行われず、前のページから移動した場合は、最初のいくつかの手順に従ってページ設定に戻り、ドメインの右側にある [] をクリックし、 [確認を続行] をクリックします。
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自分のドメインを確認するには、 [確認] をクリックします。
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カスタム ドメインが確認されたままになるようにするには、ドメインの DNS 構成で TXT レコードを保持します。