Note
GitHub ホステッド ランナーは、現在 GitHub Enterprise Server ではサポートされていません。 GitHub public roadmap で、今後の計画的なサポートの詳細を確認できます。
Enterprise インスタンスには、ワークフローで使用できる組み込みアクションが多数含まれています。 バンドルされたアクションについて詳しくは、「Enterprise でのアクションの使用について」をご覧ください。
これらのバンドルされたアクションは、 https://github.com/actions で見つかる公式のアクションの特定時点におけるスナップショットであるため、これらのアクションの新しいバージョンを使用できる可能性があります。 actions-sync
ツールを使ってこれらのアクションを更新するか、GitHub.com 上の最新アクションにアクセスできるように GitHub Connect を構成することができます。 以降のセクションでは、これらのオプションについて説明します。
actions-sync
を使ってバンドルされたアクションを更新する
バンドルされたアクションを更新するには、actions-sync
ツールを使ってスナップショットを更新できます。 actions-sync
の使用について詳しくは、「GitHub.com からアクションを手動で同期する」をご覧ください。
GitHub Connect を使って最新のアクションにアクセスする
GitHub Connect を使うと、GitHub Enterprise Server で GitHub.com のアクションを使用できます。 詳しくは、「GitHub Connect を使用して GitHub.com アクションへの自動アクセスを可能にする」を参照してください。
GitHub Connect を構成したら、インスタンス上の actions
Organization 内のローカル リポジトリを削除することで、アクションの最新バージョンを使用できます。 たとえば、Enterprise インスタンスで actions/checkout
アクションの v1
を使っていて、Enterprise インスタンスで使用できない actions/checkout@v4
を使う必要がある場合は、次の手順のようにして、GitHub.com から最新の checkout
アクションを使用できるようにします。
-
GitHub Enterprise Server の Enterprise 所有者アカウントから、actions Organization から削除するリポジトリに移動します (この例では
checkout
)。 -
既定では、サイト管理者はバンドルされた actions Organization の所有者ではありません。
checkout
リポジトリを削除するために必要なアクセス権を得るには、サイト管理ツールを使う必要があります。 そのリポジトリの任意のページの右上隅にある をクリックします。 -
[ セキュリティ] をクリックして、リポジトリのセキュリティの概要を表示します。
-
[特権アクセス] で、 [ロック解除] をクリックします。
-
[理由] にリポジトリのロックを解除する理由を入力して、 [ロック解除] をクリックします。
-
リポジトリがロック解除されたので、サイト管理者ページから移動して、
actions
Organization 内のリポジトリを削除できます。 ページの上部にあるリポジトリ名 (この例では checkout) をクリックして、概要ページに戻ります。 -
[リポジトリ情報] で、 [コードの表示] をクリックしてサイト管理者ページから移動し、
checkout
リポジトリを表示します。 -
actions
Organization 内のcheckout
リポジトリを削除します。 リポジトリを削除する方法については、「リポジトリの削除」をご覧ください。 -
actions/checkout@v4
を使うようにワークフローの YAML を構成します。 -
ワークフローが実行するたびに、ランナーは GitHub.com から指定されたバージョンの
actions/checkout
を使います。Note
checkout
アクションが GitHub.com から初めて使われた時点で、actions/checkout
名前空間は お使いの GitHub Enterprise Server インスタンス で自動的に廃止されます。 アクションのローカル コピーを使うように戻したい場合は、最初に名前空間を廃止から削除する必要があります。 詳しくは、「GitHub Connect を使用して GitHub.com アクションへの自動アクセスを可能にする」を参照してください。