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GitHub Actions を有効化して GitHub Enterprise Server をバックアップおよび復元する

GitHub Actions が有効になっているときに お使いの GitHub Enterprise Server インスタンスのバックアップを復元するには、GitHub Enterprise Server Backup Utilities でバックアップを復元する前に、GitHub Actions を構成する必要があります。

GitHub Actions を使用する場合の GitHub Enterprise Server のバックアップについて

GitHub Enterprise Server Backup Utilities を使って、お使いの GitHub Enterprise Server インスタンスのデータと構成をバックアップし、新しいインスタンスに復元できます。 詳しくは、「インスタンスでのバックアップの構成」を参照してください。

ただし、GitHub Actions のすべてのデータがこれらのバックアップに含まれるわけではありません。 GitHub Actionsは、ワークフローの成果物とログを保存するのに外部ストレージを使用します。 このデータは、Azure BLOB ストレージ、Amazon S3、 Google Cloud Storage、または MinIO などの外部プロバイダーに格納されます。 その結果、GitHub Enterprise Server のバップアップと GitHub Enterprise Server の高可用性構成は、この外部ストレージに保存されたデータに対する保護を提供せず、そのかわりに Azure、Google Cloud、 または AWS といった外部ストレージのプロバイダーが提供するデータ保護およびレプリケーションに依存します。

GitHub Actions が有効になっているときに GitHub Enterprise Server のバックアップを復元する

GitHub Actions を使って お使いの GitHub Enterprise Server インスタンスのバックアップを復元するには、GitHub Enterprise Server Backup Utilities からバックアップを復元する前に、復元先インスタンスでネットワーク設定と外部ストレージを手動で構成する必要があります。

  1. [New Install] オプションで新しいインスタンスを作成します。 選んだ仮想化プラットフォームのインストール手順については、「GitHub Enterprise Server インスタンスをセットアップする」をご覧ください。
  2. [Management Console] で、宛先インスタンスでの GitHub Actions に対するネットワーク設定と外部ストレージを構成します。 「GitHub Enterprise を設定する」をご覧ください。
  3. GitHub Actions を構成して有効にした後、残りのデータをバックアップから復元するには、ghe-restore コマンドを使います。 詳しくは、「インスタンスでのバックアップの構成」を参照してください。
  4. 復元先インスタンスで、セルフホステッド ランナーをもう一度登録します。 詳しくは、「自己ホストランナーの追加」を参照してください。
  5. 必要に応じて、新しいインスタンスにプレインストールされているバンドルされたアクションが最新であることを確認する には、次のコマンドを入力します。
Shell
ghe-config --unset 'app.actions.actions-repos-sha1sum'
  1. 構成を適用するには、次のコマンドを実行します。

    Note

    構成の実行中に、お使いの GitHub Enterprise Server インスタンス 上のサービスが再起動する可能性があり、これによりユーザーに短時間のダウンタイムが発生する場合があります。

    Shell
    ghe-config-apply
    
  2. 設定の実行が完了するのを待ってください。