名前空間の廃止について
データ所在地付き GitHub Enterprise Cloud を使う場合、エンタープライズのメンバーは、GitHub.com または GitHub Marketplace から直接アクションを使用する GitHub Actions ワークフローを作成できます。
GitHub Actions では、GHE.com のエンタープライズで各アクションを検索してから、GitHub.com にフォールバックします。 これにより、エンタープライズ内のアクションのカスタム バージョンが、GitHub.com の対応するアクションに優先して使用されるようになります。
ワークフローで意図したアクションを確実に使用し、悪用の可能性を防ぐために、GitHub.com のアクションが初めて使用されると、そのアクションに関連付けられている名前空間はエンタープライズで廃止されます。 これにより、GitHub.com のアクションの名前空間に一致する organization やリポジトリを、ユーザーがエンタープライズに作成できなくなります。
廃止された名前空間を使用できるようにする
GitHub.com からのアクションを使用した後に、同じ名前のアクションをエンタープライズに作成する場合は、その organization やリポジトリの名前空間を使用できるようにする必要があります。
- GitHub の右上隅にあるプロフィール写真をクリックして、[Your enterprise] をクリックします。
- ページの左側にある Enterprise アカウントのサイドバーで、 [設定] をクリックします。
- [ Settings] で [Retired namespaces] をクリックします。
- エンタープライズで使用する名前空間の右側にある [Unretire] をクリックします。
- 関連する組織に移動し、新しいリポジトリを作成します。
新しいリポジトリを作成できるようにするためのヒント
- 名前空間の廃止を取り消す場合は、できるだけ早くその名前の新しいリポジトリを必ず作成してください。 ローカル リポジトリを作成する前に、ワークフローが GitHub.com に関連付けられたアクションを呼び出した場合、名前空間は再び廃止されます。
- 頻繁に実行されるワークフローで使用されるアクションの場合、ローカル リポジトリを作成する前に名前空間が再び廃止される場合があります。 この場合、新しいリポジトリを作成するまで、関連するワークフローを一時的に無効にすることができます。