記事のバージョン: Enterprise Server 2.17
OAuth トークンを使用した Git の自動化
OAuthトークンを使用して、自動化されたスクリプトを介して GitHub Enterprise を操作できます。
ステップ 1: OAuth トークンを取得する
アプリケーション設定ページで個人アクセストークンを作成します。 詳しい情報についてはコマンドライン用の個人アクセストークンを作成するを参照してください。
ヒント: 定期的に認可されたインテグレーションをレビューすることをおすすめします。 しばらくの間使われていないアプリケーションやトークンは削除してください。 詳しい情報については「認可されたインテグレーションのレビュー」を参照してください。
ステップ 2: リポジトリをクローンする
トークンを入手したなら、HTTPS経由でGitの操作をする際にパスワードの代わりにそのトークンを入力できます。
たとえば、コマンドラインでは以下のように入力できます。
$ git clone https://hostname/username/repo.git
Username: your_username
Password: your_token
これらのプロンプトを回避するには、Git のパスワードのキャッシュ機能を使用できます。 詳細については、「Git に GitHub のパスワードをキャッシュする」を参照してください。
警告: トークンには読み取り/書き込みアクセス権限があるため、パスワードのように慎重に扱う必要があります。 リモートをクローンまたは追加する際にクローン URL にトークンを入力すると、Git によって .git/config ファイルにプレーンテキストで書き込まれます。これはセキュリティ上のリスクとなります。
参考リンク
- GitHub 開発者ドキュメンテーション の「OAuth App を認可する」