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記事のバージョン: Enterprise Server 2.17

ユーザを Organization に変換する

ユーザアカウントは、Organization に変換できます。 これにより、Organization に属するリポジトリに対して、より細かく権限を設定できます。

ここには以下の内容があります:

警告: ユーザを Organization に変換する前に、以下の点についてご注意ください:

  • 変換したユーザアカウントには、サインインできなくなります
  • 変換したユーザアカウントが所有していた Gist を作成や変更することはできなくなります
  • Organization をユーザに変換して元に戻すことはできません
  • SSH キー、OAuth トークン、ジョブプロフィール、および関連するユーザ情報は、Organization に移譲されません。 これは、変換されたユーザアカウントのみに該当し、ユーザアカウントのコラボレーターには該当しません。
  • 変換したユーザアカウントによるコミットは、アカウントにリンクされなくなります。 コミットそのものは、そのまま残ります

個人ユーザアカウントを保ち、新しい Organization を手動で作成する

Organization の名前を、あなたの個人アカウントが使用しているものと同じにしたい場合や、個人のユーザアカウント情報をそのまま残しておきたい場合は、ユーザアカウントを Organization に変換するのではなく、新しい Organization を作成して、そこへリポジトリを移譲する必要があります。

  1. 現在のユーザアカウント名を個人的に使いたい場合は、個人ユーザアカウント名を変更し、何か新しくて素敵な名前を付けましょう。
  2. 元の個人アカウント名で、新しい Organization を作成します。
  3. 新しい Organization アカウントにリポジトリを移譲します。

個人アカウントを Organization に自動で変換する

あなたの個人ユーザアカウントを Organization に直接変換することも可能です。 アカウントを変換すると、以下のことが起こります:

  • リポジトリはそのまま保持されます。他のアカウントに手動で移譲する必要はありません。
  • コラボレーターを、Team に自動的に招待します。コラボレーターの権限は、以前のものがそのまま引き継がれます。
  1. GitHub にサインインし、変換後に Organization やリポジトリにアクセスするために使う、新しい個人アカウントを作成します。
  2. 変換するアカウントで参加している、すべての Organization から自分を削除してください。
  3. 任意のページの右上で、プロフィール画像をクリックし、続いてSettings(設定)をクリックしてください。
    ユーザバーの [Settings(設定)] アイコン
  4. ユーザ設定サイドバーでOrganizationsをクリックしてください。
    Organization用のユーザ設定
  5. [Transform account] で、[Turn into an organization] をクリックします。
    Organization 変換ボタン
  6. [Account Transformation Warning] ダイアログボックスで、変換に関する情報を読み、変換を確定します。 このボックスに記載されている情報は、この記事で上述したものと同じです。
    変換に関する警告
  7. [Transform your user into an organization] ページの、[Choose an organization owner] で、前のセクションで作成したセカンダリの個人アカウントか、Organization の管理を信頼して任せられる他のユーザを選択します。
    Organization オーナーの追加ページ
  8. 入力を求められた場合、Organization の新しいプランを選択し、支払い情報を入力します。
  9. [Create Organization] をクリックします。
  10. ステップ 1 で作成した、新しいユーザアカウントにサインインし、コンテキストスイッチャーを使って新しい Organization にアクセスします。

ヒント: ユーザアカウントを Organization に変換した場合、アカウントに属していたリポジトリのコラボレーターは、新しい Organization に外部コラボレーターとして追加されます。 希望する場合は、外部コラボレーターを新しい Organization のメンバーに招待できます。 詳しい情報については「Organization の権限レベル」を参照してください。

参考リンク

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