記事のバージョン: Enterprise Server 2.17
Git Large File Storage でのコラボレーション
Git LFSを有効にすると、大容量のファイルも Git で扱う通常のファイルと同じようにフェッチ、修正、プッシュできます。 ただし、Git LFSを持っていないユーザの場合、ワークフローが異なります。
リポジトリのコラボレーターが Git LFSをインストールしていない場合、オリジナルの大容量ファイルにはアクセスできません。 リポジトリのクローンを試みた場合、ポインタファイルをフェッチするのみで、実際のデータにはアクセスできません。
ヒント: Git LFSを有効にしていないユーザに対しては、大きなファイルの扱いについて記載したリポジトリコントリビューターのためのガイドラインを設定することをお勧めします。 たとえば、大容量ファイルを修正しないように、あるいは Dropbox や Google Drive といったファイル共有サービスに変更をアップロードするように、コントリビューターに依頼するとよいでしょう。 詳しい情報については、「リポジトリコントリビューターのためのガイドラインを定める」を参照してください。
プルリクエストの大容量ファイルを表示する
GitHub Enterpriseは、プルリクエストの Git LFSオブジェクトを表示しません。 ポインタファイルのみが表示されます:
ポインタファイルに関する詳しい情報については、「Git Large File Storageについて」を参照してください。
大きなファイルに加えられた変更を表示するには、プルリクエストをローカルでチェックアウトしてdiffを確認します。 詳しい情報については、「プルリクエストをローカルでチェック アウトする」を参照してください。