記事のバージョン: Enterprise Server 2.17
High Availability 用に GitHub Enterprise Server を設定する
GitHub Enterprise Server は、プライマリアプライアンスに影響を及ぼすハードウェア障害や重大なネットワーク障害が発生した場合に、サービスの中断を最小限に抑えるように設計された、運用の High Availability モードをサポートしています。
High Availability設定について→
High Availability 設定では、完全に冗長なセカンダリの GitHub Enterprise Server アプライアンスは、すべての主要なデータストアのレプリケーションによってプライマリアプライアンスとの同期を保ちます。
High Availabilityレプリカの作成→
アクティブ/パッシブ設定では、レプリカアプライアンスはプライマリアプライアンスの冗長コピーです。 プライマリアプライアンスに障害が起こると、High Availabilityモードではレプリカがプライマリアプライアンスとして動作し、サービスの中断を最小限にできます。
レプリカアプライアンスへのフェイルオーバーの開始→
メンテナンスやテストのため、またはプライマリアプライアンスが機能しなくなった場合は、コマンドラインを使用して GitHub Enterprise Server レプリカアプライアンスにフェイルオーバーできます。
High Availability設定のリカバリ→
GitHub Enterprise Server アプライアンスにフェイルオーバーした後は、単一のアプライアンスに頼るのではなく、できるだけ早く冗長性を取り戻す必要があります。
High Availabilityレプリカの削除→
GitHub Enterprise Server レプリカへのレプリケーションを一時的に停止することも、レプリケーションを恒久的に削除することもできます。
Geo-replicationについて→
GitHub Enterprise Server 上の Geo-replication は、地理的に分散したデータセンターからの要求を満たすために、複数のアクティブなレプリカを使用します。