適切なライセンスを選択する
コードにライセンスを付与する方法についての理解に役立つ、choosealicense.com を作成しました。 ソフトウェアのライセンスは、ソースコードに対して許可されることとされないことを規定するものなので、十分な情� �に基づいて決定することが重要です。
ライセンスの選択は義務ではありませんが、 ライセンスがない� �合はデフォルトの著作権法が適用されます。つまり、ソースコードについては作者があらゆる権利を留保し、ソースコードの複製、配布、派生物の作成は誰にも許可されないということです。 オープンソースのプロジェクトを作成する� �合は、オープンソース ライセンスを設定することを強くおすすめします。 オープン ソース ガイドには、ご自分のプロジェクトに対する正しいライセンスの選択についての追� のガイダンスが用意されています。
注: 利用規約に従って、ご自分のソース コードを GitHub Enterprise Server, の他のユーザーが、リポジトリを表示およびフォークする権限があります。 すでにリポジトリを作成していて、ユーザによるリポジトリへのアクセスを禁止する� �合は、リポジトリをプライベートにすることができます。 リポジトリの表示をプライベートに変更しても、他のユーザによって作成された既存のフォークまたはローカルコピーは存続します。 詳細については、「リポジトリの可視性を設定する」を参照してく� さい。
ライセンスの置かれている� �所を確認する
ほとんどのユーザーは、ライセンス テキストをリポジトリのルートにある LICENSE.txt
(または LICENSE.md
か LICENSE.rst
) という名前のファイルに配置します。こちらに Hubot の例を示します。
プロジェクトによっては、ライセンスに関する情� �は README に記載されています。 たとえばプロジェクトの README には、「当ライセンスは MIT ライセンスの規約に基づいて付与されています」などの文言が書かれていることがあります。
ベスト プラクティスとして、プロジェクトにはライセンス ファイルを含めることをお勧めします。
ライセンス別に GitHub を検索する
license
修飾子と、正確なライセンス キーワードを使用すると、ライセンスまたはライセンス ファミリーに基づいてリポジトリをフィルター処理することができます。
ライセンス | ライセンス キーワード |
---|---|
Academic Free License v3.0 | afl-3.0 |
Apache license 2.0 | apache-2.0 |
Artistic license 2.0 | artistic-2.0 |
Boost Software License 1.0 | bsl-1.0 |
BSD 2-clause "Simplified" license | bsd-2-clause |
BSD 3-clause "New" or "Revised" license | bsd-3-clause |
BSD 3-clause Clear license | bsd-3-clause-clear |
Creative Commons license family | cc |
Creative Commons Zero v1.0 Universal | cc0-1.0 |
Creative Commons Attribution 4.0 | cc-by-4.0 |
Creative Commons Attribution Share Alike 4.0 | cc-by-sa-4.0 |
Do What The F*ck You Want To Public License | wtfpl |
Educational Community License v2.0 | ecl-2.0 |
Eclipse Public License 1.0 | epl-1.0 |
Eclipse Public License 2.0 | epl-2.0 |
European Union Public License 1.1 | eupl-1.1 |
GNU Affero General Public License v3.0 | agpl-3.0 |
GNU General Public License family | gpl |
GNU General Public License v2.0 | gpl-2.0 |
GNU General Public License v3.0 | gpl-3.0 |
GNU Lesser General Public License family | lgpl |
GNU Lesser General Public License v2.1 | lgpl-2.1 |
GNU Lesser General Public License v3.0 | lgpl-3.0 |
ISC | isc |
LaTeX Project Public License v1.3c | lppl-1.3c |
Microsoft Public License | ms-pl |
MIT | mit |
Mozilla Public License 2.0 | mpl-2.0 |
Open Software License 3.0 | osl-3.0 |
PostgreSQL License | postgresql |
SIL Open Font License 1.1 | ofl-1.1 |
University of Illinois/NCSA Open Source License | ncsa |
The Unlicense | unlicense |
zLib License | zlib |
ファミリー ライセンス別で検索すると、結果にはそのファミリーのライセンスがすべて含まれます。 たとえば、license:gpl
というクエリを実行した結果には、GNU General Public License v2.0 と GNU General Public License v3.0 でライセンスされているリポジトリが含まれます。 詳細については、「リポジトリを検索する」を参照してく� さい。
ライセンスを見つけてもらう
オープンソース Ruby gem Licensee は、リポジトリの LICENSE ファイルと既知のライセンスの短いリストを比較します。 Licensee は Licenses API も提供しており、GitHub Enterprise Server 上のリポジトリがライセンスを取得する方法に関する分析情� �を提供します。 ご自分のリポジトリがライセンス選択の Web サイトに記載されていないライセンスを使用している� �合は、ライセンスを含めて要求することができます。
自分のリポジトリで使用しているライセンスが、ライセンス選択のウェブサイトにはリストされていて、リポジトリ ページのトップに明示的に表示されていない� �合には、複数のライセンスが含まれるなど、複雑な状況が考えられます。 ライセンスが検出されるようにするには、LICENSE ファイルはシンプルにして、リポジトリの README ファイルのなど、どこか別のところで、その複雑さを記します。
既存のライセンスでリポジトリにライセンスを適用する
ライセンスを選択できるのは、GitHub で新しいプロジェクトを作成するとき� けです。 ブラウザを使って、手動でライセンスを追� できます。 リポジトリにライセンスを追� する方法の詳細については、「リポジトリへのライセンスの追� 」を参照してく� さい。
免責情� �
GitHub がオープンソース ライセンスへの取り組みで目指しているのは、ユーザが十分な情� �に基づいて選択できるように基盤を作ることです。 GitHub は、オープンソース ライセンスとそれを使用しているプロジェクトについての情� �をユーザが取得できるように、ライセンス情� �を掲載しています。 その情� �がお役に立つことを願っていますが、GitHub は法律の専門家ではなく、誤りがないとは言えません。 そのため、GitHub は情� �を "現状有姿" で提供するものであり、GitHub で、または GitHub を通じて提供する情� �またはライセンスについては何らの保証もせず、かかるライセンス情� �の利用に起� する損害については責任を� いません。 コードに適したライセンスや、ライセンスに関する他の法的な問題について不明な点がある� �合は、必ず専門家にご相談く� さい。
参考資料
- オープン ソース ガイドのセクション "オープン ソースの法的側面"