Note
GitHub ホステッド ランナーは、現在 GitHub Enterprise Server ではサポートされていません。 GitHub public roadmap で、今後の計画的なサポートの詳細を確認できます。
はじめに
このチュートリアルでは、actions/stale
アクションを使用して、一定期間非アクティブだった issue にコメントを付けてクローズする方法について説明します。 たとえば、Issueが 30 日間非アクティブであった場合にコメントして、参加者にアクションを実行するように促すことができます。 その後、14 日以上経っても追加のアクティビティが発生しない場合は、Issue をクローズできます。
チュートリアルでは、actions/stale
アクションを使用するワークフロー ファイルをまず作成します。 次に、ニーズに合わせてワークフローをカスタマイズします。
ワークフローの作成
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このプロジェクト管理ワークフローを適用したいリポジトリを選択してください。 書き込みアクセス権を持つ既存のリポジトリを利用することも、新しいリポジトリを作成することもできます。 リポジトリの作成について詳しくは、「新しいリポジトリの作成」をご覧ください。
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リポジトリに
.github/workflows/YOUR_WORKFLOW.yml
というファイルを作成します (YOUR_WORKFLOW
は任意の名前に置き換えます)。 これがワークフローファイルです。 GitHub で新しいファイルを作成する方法について詳しくは、「新しいファイルの作成」を参照してください。 -
次の YAML コンテンツをワークフローファイルにコピーします。
YAML name: Close inactive issues on: schedule: - cron: "30 1 * * *" jobs: close-issues: runs-on: ubuntu-latest permissions: issues: write pull-requests: write steps: - uses: actions/stale@v5 with: days-before-issue-stale: 30 days-before-issue-close: 14 stale-issue-label: "stale" stale-issue-message: "This issue is stale because it has been open for 30 days with no activity." close-issue-message: "This issue was closed because it has been inactive for 14 days since being marked as stale." days-before-pr-stale: -1 days-before-pr-close: -1 repo-token: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
name: Close inactive issues on: schedule: - cron: "30 1 * * *" jobs: close-issues: runs-on: ubuntu-latest permissions: issues: write pull-requests: write steps: - uses: actions/stale@v5 with: days-before-issue-stale: 30 days-before-issue-close: 14 stale-issue-label: "stale" stale-issue-message: "This issue is stale because it has been open for 30 days with no activity." close-issue-message: "This issue was closed because it has been inactive for 14 days since being marked as stale." days-before-pr-stale: -1 days-before-pr-close: -1 repo-token: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
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ワークフローファイルのパラメータをカスタマイズします。
on.schedule
の値を変更して、このワークフローを実行する日時を指定します。 上記の例では、ワークフローは毎日 1:30 UTC に実行されます。 スケジュールされたワークフローについて詳しくは、「ワークフローをトリガーするイベント」をご覧ください。days-before-issue-stale
の値を、actions/stale
アクションが issue のラベルを付ける前のアクティビティのない日数に変更します。 このアクションで issue にラベルを付けない場合は、この値を-1
に設定します。days-before-issue-close
の値を、actions/stale
アクションが issue をクローズする前のアクティビティのない日数に変更します。 このアクションで issue をクローズしない場合は、この値を-1
に設定します。stale-issue-label
の値を、days-before-issue-stale
で指定した期間非アクティブだった issue に適用するラベルに変更します。stale-issue-message
の値を、actions/stale
アクションによってラベル付けされた issue に追加するコメントに変更します。close-issue-message
の値を、actions/stale
アクションによってクローズされた issue に追加するコメントに変更します。
-
ワークフローファイルを、リポジトリのデフォルトブランチにコミットしてください。 詳しくは、「新しいファイルの作成」を参照してください。
予想される結果
schedule
パラメーター (たとえば、毎日 1:30 UTC) に基づいて、ワークフローは指定された期間非アクティブであった issue を検出し、指定されたコメントとラベルを追加します。 さらに、指定された期間に追加のアクティビティが発生しなかった場合、ワークフローは以前にラベル付けされた Issue をすべてクローズします。
Note
GitHub Actions のワークフローの実行によって高い負荷がかかっている間、schedule
イベントが遅延する可能性があります。 高負荷の時間帯には、毎時の開始時点が含まれます。 負荷が十分に高い場合、キューに登録されたジョブの一部が削除される可能性があります。 遅延の可能性を減らすために、Ⅰ時間の中の別の時間帯に実行されるようワークフローをスケジューリングしてください。
ワークフローの実行履歴を表示して、このワークフローが定期的に実行されているかどうかを確認できます。 詳しくは、「ワークフロー実行の履歴を表示する」をご覧ください。
このワークフローでは、レート制限を超えないように、一度に 30 件の issue にのみラベルを付けたりクローズしたりします。 operations-per-run
設定を使用してこれを構成できます。 詳細については、actions/stale
アクションのドキュメントを参照してください。
次の手順
- 非アクティブな pull request のクローズ、特定のラベルやマイルストーンに関する issue の無視、特定のラベルに関する issue のみの確認など、
actions/stale
アクションで実行できるその他の操作の詳細については、actions/stale
アクションのドキュメントを参照してください。 - このアクションを使用するワークフローの例については GitHub を検索してください。