Visual Studio Code の CodeQL 拡張機能を使用してパックを操作する利点
Visual Studio Code 拡張機能の CodeQL では、次のことができます。
-
ワークスペース内の標準ライブラリをチェックアウトすることなく、CodeQL クエリ パックを書き込みます。
-
CodeQL クエリ パックの依存関係を VS Code ワークスペース内にインストールします。
-
CodeQL クエリ パックをダウンロードします。
-
CodeQL クエリ パックとそのすべての依存関係を表示します。
CodeQL クエリおよびライブラリ パックの作成と編集の詳細については、「CodeQL パックの作成と操作」を参照してください。
CodeQL クエリ パックへの依存関係のインストール
-
VS Code で、VS Code Command Palette を開き、[CodeQL: パックの依存関係をインストールする] を実行します。
-
依存関係をインストールするパックを選択します。
CodeQL クエリ パックのダウンロード
-
VS Code で、VS Code Command Palette を開き、[CodeQL: パックをダウンロードする] を実行します。
-
すべてのコア クエリ パックをダウンロードすることも、ダウンロードする特定のパックのフル ネームを入力することもできます。 他のユーザーが作成したクエリ パックをダウンロードできます。
CodeQL クエリ パックと依存関係の表示
-
VS Code で、CodeQL パック ディレクトリのルートにある
qlpack.yml
ファイルを開きます。 -
qlpack.yml
ファイルのdependencies
セクションには、パックが依存しているライブラリが表示されます。 -
必要に応じて、VS Code の Intellisense 機能を使用できます。 たとえば、パックによって依存されているライブラリの要素にカーソルを合わせると、Visual Studio Code によって解決され、要素に関するドキュメントが表示されます。
-
クエリの要素の完全な定義を表示するには、右クリックして [定義に移動] を選択します。
-
ライブラリ パックが同じ Visual Studio Code ワークスペース内に存在する場合は、ワークスペース内の定義にアクセスします。
-
それ以外の場合は、ダウンロードした依存関係が保存されているパッケージ キャッシュに格納されている定義が表示されます。 パッケージ キャッシュは、既定でホーム ディレクトリに格納される共有の場所です。
-
CodeQL モデル パックの操作
注: CodeQL モデル パックと CodeQL モデル エディターは現在ベータ版であり、変更される可能性があります。 ベータ期間中、モデル パックは C#、Java/Kotlin、Python、および Ruby 分析でのみサポートされます。
CodeQL モデル パックを使用すると、code scanning 分析を展開して、既定ではサポートされていない依存関係を含めることができます。 Visual Studio Code の CodeQL 拡張機能には、モデル パックを作成および編集するための専用エディターが含まれています。 モデル エディターの使用方法の詳細については、「CodeQL モデル エディターの使用」を参照してください。