GitHub Pages サイトのアクセス制御について
GitHub Pages のアクセス制御では、サイトをプライベートで公開することで、プロジェクト サイトへのアクセスを制限できます。 プライベートで公開されたサイトは、サイトの公開元のリポジトリの読み取りアクセスを持っている人だけがアクセスできます。 プライベートで公開されたサイトは、内部的なドキュメンテーションや知識ベースをEnterpriseのメンバーと共有するために利用できます。
注: GitHub Pages サイトをプライベートで公開するには、組織で GitHub Enterprise Cloud を使用する必要があります。 GitHub Enterprise Cloud を無料で試す方法の詳細については、「GitHub Enterprise Cloud の試用版を設定する」を参照してください。
自社で Enterprise Managed Users を使っている場合、アクセス制御は使えず、すべての GitHub Pages サイトには、他のエンタープライズ メンバーのみがアクセスできます。 Enterprise Managed Users について詳しくは、「GitHub Pages について」をご覧ください。
Organization が Enterprise Managed Users なしで GitHub Enterprise Cloud を使っているなら、サイトをプライベートで公開するか、インターネット上であらゆるユーザーにパブリックで公開するかを選ぶことができます。
アクセス制御は、Organizationが所有するプライベートもしくはインターナルリポジトリから公開されているプロジェクトサイトで利用できます。 Organization サイトのアクセス制御を管理することはできません。 GitHub Pages サイトの種類の詳細については、「GitHub Pages について」を参照してください。
プライベートに公開するサイトのサブドメインについて
プライベートのサイトは、パブリックのサイトとは異なるサブドメインで利用できます。 これにより、GitHub Pages サイトが公開された瞬間から安全になります。
*.pages.github.io
のすべてのサブドメインを TLS 証明書で自動的に保護し、HSTS を適用して、ブラウザーが常に HTTPS 経由でページを提供するようにします。- プライベートに公開するサイトには一意のサブドメインを使い、Organization 内の他のリポジトリがそのサイトと同じオリジンでコンテンツを公開できないようにします。 これにより、サイトは "cookie tossing" から保護されます。 これは、
github.com
ドメイン上の GitHub Pages サイトをホストしない理由でもあります。
サイトの一意のサブドメインは、リポジトリ設定の [ページ] タブで確認できます。 リポジトリ名をパスとしてサイトをビルドするように設定された静的サイトジェネレータを使用している場合、サイトをプライベートに変更するときに静的サイトジェネレータの設定を更新する必要がある場合があります。 詳細については、「GitHub Pages サイトのカスタムドメインを管理する」または使用している静的サイト ジェネレーターのドキュメントを参照してください。
プライベートに公開するサイトにより短くて覚えやすいドメインを使うには、カスタム ドメインを構成します。 詳しくは、「GitHub Pages サイトのカスタムドメインを設定する」を参照してください。
GitHub Pages サイトの可視性を変更する
-
GitHub Enterprise Cloudで、サイトのリポジトリにアクセスしてください。
-
リポジトリ名の下にある [設定] をクリックします。 [設定] タブが表示されない場合は、 [] ドロップダウン メニューを選び、 [設定] をクリックします。
-
サイド バーの [コードと自動化] セクションで、 [ ページ] をクリックします。
-
[GitHub Pages] の下で、 [GitHub Pages の可視性] ドロップ ダウン メニューを選択してから、可視性を選びます。
-
公開されたサイトを表示するには、[GitHub Pages] の下で [サイトにアクセスする] をクリックします。
注: サイトに対する変更は、その変更を GitHub Enterprise Cloud にプッシュしてから公開されるまでに、最大 10 分かかることがあります。 GitHub Pages サイトの変更が 1 時間経ってもブラウザーに反映されない場合は、「GitHub PagesサイトのJekyllビルドエラーについて」を参照してください。