GitHub Actionsワークフローを使用してスクリプトとシェルコマンドを実行し、割り当てられたランナーで実行できます。 この例では、キーワード run
を使用してランナーで コマンドnpm install -g bats
を実行する方法を示します。
jobs:
example-job:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- run: npm install -g bats
ワークフローを使用してリポジトリに格納されているスクリプトを実行するには、まずリポジトリをランナーにチェックする必要があります。 これを行うと、キーワードrun
を使用してランナーでスクリプトを実行できます。 次の例では、それぞれ別のジョブ ステップで 2 つのスクリプトを実行します。 ランナー上のスクリプトの場所は、実行コマンドの既定の作業ディレクトリを設定することによって指定されます。 詳しくは、「既定のシェルと作業ディレクトリの設定」をご覧ください。
jobs:
example-job:
runs-on: ubuntu-latest
defaults:
run:
working-directory: ./scripts
steps:
- name: Check out the repository to the runner
uses: actions/checkout@v4
- name: Run a script
run: ./my-script.sh
- name: Run another script
run: ./my-other-script.sh
ワークフロー ジョブを実行するスクリプトはすべて実行可能である必要があります。 例えば、スクリプトを実行するインタプリタに引数としてスクリプトを渡すか、run: bash script.sh
ファイル自体を実行可能にすることで、ワークフロー内でこれを行うことができます。 コマンドgit update-index --chmod=+x PATH/TO/YOUR/script.sh
をローカルで使用し、ファイルをコミットしてリポジトリにプッシュすることで、ファイルに実行アクセス許可を付与できます。 または、Linux および Mac ランナーで実行されるワークフローの場合は、スクリプトを実行する前に、ワークフロー ジョブで実行アクセス許可をファイルに付与するコマンドを追加できます。
jobs:
example-job:
runs-on: ubuntu-latest
defaults:
run:
working-directory: ./scripts
steps:
- name: Check out the repository to the runner
uses: actions/checkout@v4
- name: Make the script files executable
run: chmod +x my-script.sh my-other-script.sh
- name: Run the scripts
run: |
./my-script.sh
./my-other-script.sh
run
キーワードについて詳しくは、「GitHub Actions のワークフロー構文」をご覧ください。