プルリクエストのレビューについて
レビューを使うと、コラボレーターはプルリクエスト中で提案された変更に対してコメントしたり、変更を承認したり、プルリクエストがマージされる前にさらなる変更をリクエストしたりできます。 リポジトリ管理者は、すべてのプルリクエストをマージ前に承認することを必須にできます。
ここには以下の内容があります:
プルリクエストのレビューについて
プルリクエストがオープンされると、読み取りアクセス権を持つ人は誰でもそのプルリクエストが提案する変更をレビューしてコメントできます。詳細は「プルリクエストで提案された変更をレビューする」を参照してください。
リポジトリオーナーとコラボレーターは、特定の人物にプルリクエストのレビューをリクエストできます。 また、Organization メンバーは、リポジトリの読み取りアクセス権を持つ Team にプルリクエストのレビューをリクエストできます。 For more information, see "Requesting a pull request review."
レビューにより、提案された変更についての議論がなされ、その変更がリポジトリのコントリビューションのガイドラインやその他の品質標準を満たすことを保証しやすくなります。 コードの特定の種類や領域に対して、どの個人や Team をオーナーとするかを、CODEOWNERS ファイルで定義できます。 プルリクエストが、定義されたオーナーを持っているコードを変更するものである場合、オーナーである個人あるいはTeam がレビューを担当するよう、自動的にリクエストされます。 詳細は「コードオーナーについて」を参照してください。
レビューには 3 つのステータスがあります:
- Comment: 明示的に変更を承認したり追加の変更をリクエストしたりすることなく、一般的なフィードバックをサブミットします。
- Approve: フィードバックをサブミットし、プルリクエスト中で提案された変更のマージを承認します。
- Request changes: プルリクエストをマージする前に対処しなければならないフィードバックをサブミットします。
ヒント:
- 必須レビューが有効化されており、リポジトリへの書き込み、管理、オーナーのいずれかの権限を持つコラボレータがレビューを要求する変更をサブミットすると、そのプルリクエストは同じコラボレータがプルリクエスト中の変更を承認する他のレビューをサブミットするまではマージできません。
- リポジトリのオーナーと管理者は、プルリクエストが承認レビューを受けていなかったり、あるいは変更をリクエストしたレビュー担当者がOrganizationを離れていたりアクセスできなくなっている場合でも、プルリクエストをマージできます。
- 必須レビューと古いレビューの棄却がどちらも有効化されており、承認済みのプルリクエストのブランチにコードを変更するコミットがプッシュされた場合、その承認は却下されます。 そのプルリクエストは、再度レビューされ承認されるまではマージできません。
- 同じコミットを指す複数のオープンされたプルリクエストがあり、それぞれがheadブランチを持つ場合、いずれかがペンディングあるいは拒否されたレビューを持っているなら、それらはマージできません。
プルリクエストが受けたすべてのレビューは、Conversationタイムラインで見ることができ、リポジトリオーナー及びコラボレーターによるレビューは、プルリクエストのマージボックスで見ることができます。
Tip: あなた、もしくはあなたがメンバーになっているTeamがレビューを求められているプルリクエストは、review-requested:[USERNAME]
あるいはteam-review-requested:[TEAMNAME]
という検索条件で検索できます。 詳しい情報については「Issueやプルリクエストの検索」を参照してください。
会話を解決する
プルリクエストをオープンしたり、プルリクエストがオープンされたリポジトリへの書き込みアクセス権を持っていたりすれば、プルリクエスト中の会話を解決できます。
Files changed(変更されたファイル)タブ上の会話が完了したことを示すには、Resolve conversation(会話を解決)をクリックしてください。
会話全体が畳まれ、解決のマークが付きます。これで、まだ対応が必要な会話を見つけやすくなります。
必須のレビュー
リポジトリ管理者は、保護されたブランチにマージされる前に、すべてのプルリクエストがリポジトリに書き込みあるいは管理権限を持つ人々から、あるいは指定されたコードオーナーから指定した数の承認レビューを受けなければならないようにすることができます。 詳しい情報については保護されたブランチについてを参照してください。
必須レビューが有効化されると、リポジトリへのアクセス権を持つ人は誰でもプルリクエスト中の変更を承認できます。 ただし、リポジトリに書き込みもしくは管理権限を持つ必要な数のレビュー担当者がプルリクエストの変更をレビューで承認するまでは、プルリクエストはマージできません。 リポジトリの権限レベルに関する詳しい情報については「Organizationのリポジトリの権限レベル」を参照してください。指定されたコードオーナーからのレビューが必須で、プルリクエストが指定されたオーナーのコードに影響するものなら、そのオーナーからの承認が必要です。
詳しい情報についてはプルリクエストのための必須のレビューについてを参照してください。
ヒント: 管理あるいは書き込みアクセスをリポジトリに対して持つ人は、必要に応じてプルリクエストのレビューを却下できます。 詳しい情報についてはプルリクエストレビューの却下を参照してください。