プルリクエスト中でのブランチの比較について
プルリクエストは、変更のマージ対象のbaseブランチに対するトピックブランチ中で作成した変更を比較するdiffを表示します。
ここには以下の内容があります:
ノート:プルリクエストを作成する際には、変更の比較対象となるbaseブランチを変更できます。 詳しい情報についてはプルリクエストの作成を参照してください。
プルリクエスト中で提案された変更は、Files changed(変更されたファイル)タブで表示できます。
コミットそのものを見るよりは、プルリクエストがマージされた際に提案された変更がファイルに現れるのを見ることができます。 Files changed(変更されたファイル)タブ内では、ファイルはアルファベット順に表示されます。 ファイルへの追加は緑で表示され、先頭に+
サインが付きます。削除されたコンテンツは赤で表示され、先頭に-
サインが付きます。
diff 表示の選択肢
ヒント: 変更した理由を把握しづらい場合、[File changed] タブ中の [View] をクリックして、提案された変更中のファイル全体を表示させることができます。
diff の見方には複数の選択肢があります。
- 統合ビューでは、更新分と既存の内容が線形ビューに一緒に表示されます。
- 分割ビューでは、古い内容が片側に、新しい内容が反対側に表示されます。
- リッチ diff ビューでは、プルリクエストがマージされたときに変更がどのように見えるかのプレビューが表示されます。
- ソースビューでは、ソース内の変更がリッチ diff ビューのフォーマットなしで表示されます。
プルリクエスト中の大きな変更をもっと正確に表示するために、空白の変更を無視するよう選択することもできます。
To simplify reviewing changes in a large pull request, you can filter the diff to only show selected file types or hide deleted files. 詳しい情報については、「プルリクエスト内のファイルをファイルタイプでフィルタリングする」を参照してください。
スリードットおよびツードット Git diff での比較
By default, pull requests on GitHub show a three-dot diff, or a comparison between the most recent version of the topic branch and the commit where the topic branch was last synced with the base branch.
GitHub 上で、ツードット diff を比較する際に 2 つの committish のリファレンスを見たい場合には、リポジトリの [Comparing changes] ページの URL を編集できます。 詳しい情報については Pro Git ブックサイトの Git 用語集の "committish" を参照してください。
たとえば、以下のURLは短縮された7文字のSHAコードを使ってc3a414e
とfaf7c6f
のコミットを比較しています。 https://github.com/github/linguist/compare/c3a414e..faf7c6f.
ツードット diff は SHA あるいは OID (Object ID) など、2 つの Git の committish 参照を直接互いに比較します。 GitHub では、ツードット diff での比較中の Git の committish 参照は、同じリポジトリあるいはそのフォークにプッシュされなければなりません。
プルリクエスト中でツードット diff をシミュレートし、各ブランチの最新バージョン同士の比較を見たい場合には、ベースブランチをトピックブランチにマージできます。そうすれば、ブランチ間の最後の共通の祖先が更新されます。
変更を比較するための Git コマンドに関する詳しい情報については、Pro Git ブックサイトの「Git diff のオプション」を参照してください。
diffが表示されない理由
- ファイルあるいは特定のファイルタイプの合計での制限を超えた。 詳しい情報についてはリポジトリ中のコンテンツとdiffの表示の制限を参照してください。
- ファイルが、デフォルトで表示をブロックするリポジトリの.gitattributesファイルのルールにマッチした。 詳しい情報についてはGitHubでの変更されたファイルの表示方法のカスタマイズを参照してください。