大容量ファイルの制限
GitHub Enterpriseでは、50 MBより大きいファイルをプッシュしようとすると警告が表示されます。 100 MBより大きなファイルはプッシュできません。
Tip: 定期的に大きなファイルを使用している GitHub Enterprise Serverインスタンスにプッシュするなら、ワークフローの一部としてGit Large File Storage (Git LFS)の導入を検討してください。 Git LFSはGitHub フローとうまく働き、種別にかかわらずいかなる大きなファイルでも利用できます。 詳しい情報については「大きなファイルのバージョン付け」を参照してください。
50 MBのプッシュ警告
使用している GitHub Enterprise Serverインスタンス にプッシュするとき、50 MB より大きいファイルを追加または更新すると、警告またはエラーメッセージが表示されます。
警告では、どのファイルが大きすぎるかが以下のように示されます:
> remote: warning: Large files detected.
> remote: warning: File big_file is 55.00 MB; this is larger than GitHub's recommended maximum file size of 50 MB
ファイル big_file
を含めてプッシュすると、使用している GitHub Enterprise Serverインスタンスのリポジトリでは一応受信されて保存されますが、このファイルおよびコミット全体を削除することを検討すべきです。
100 MBのプッシュ制限
100 MBより大きいファイルを 使用している GitHub Enterprise Serverインスタンスにプッシュすると、Git はそのプッシュを拒否し、どのファイルが大きすぎるかを以下のように示します。
> remote: warning: Large files detected.
> remote: error: File giant_file is 123.00 MB; this exceeds GitHub's file size limit of 100 MB
このプッシュは giant_file
であるため拒否されました。 このコミットは、GitHub Enterpriseのリポジトリに保存されません。
100 MB より大きいファイルをプッシュする必要がある場合、大きいファイルのプッシュを受け入れるよう、GitHub Enterprise のサイト管理者がインスタンスの設定を変更できます。 詳しい情報については 「Git のプッシュ制限を設定する」を参照してください。