保護されたブランチについて
保護されたブランチは、GitHub Free のパブリックリポジトリ、GitHub Pro のパブリックおよびプライベートリポジトリ、GitHub Team、GitHub Enterprise Cloud、GitHub Enterprise Server で利用できます。
保護されたブランチは、リポジトリのコラボレーターが回復不能な変更をブランチに行えないようにしてくれます。 保護されたブランチを有効にすると、ステータスチェック必須やレビュー必須といった他のオプションのチェックや必須事項を有効にすることもできるようになります。
デフォルトでは、head ブランチがベースブランチとコンフリクトしていない限り、どのプルリクエストもいつでもマージできます。 プルリクエストのリポジトリへのマージに関する制限を強制するかは選択できます。
リポジトリのオーナー及びリポジトリの管理権限を持つ人は、コラボレーターがリポジトリでブランチをマージする前に特定のワークフローや必須事項を強制できます。そのためには保護されたブランチの設定をします。 詳しい情報については保護されたブランチの設定を参照してください。
ブランチの保護の設定
保護されたブランチのルールをリポジトリに作成すると、デフォルトでは、コラボレーターは保護されたブランチへのフォースプッシュや、ブランチの削除はできなくなります。 他のブランチの保護設定を有効化して、コラボレーターを以下のようにできます。
- 必須のステータスチェックにパスしない限り、保護されたブランチに変更をマージできない。 詳しい情報については必須のステータスチェックについてを参照してください。
- 必須のレビューが認可されない限り保護されたブランチに変更をマージできません。 詳しい情報については必須のレビューとのプルリクエストの認可を参照してください。
- 保護されたブランチの編集や、保護されたブランチへの Web からのファイルのアップロードはできない。
- 指定されたコードオーナーを持つファイルへの変更が、そのオーナーに認可されるまでは、保護されたブランチへの変更をマージできない。 詳細は「コードオーナーについて」を参照してください。
- 署名および検証されていないコミットを、保護されたブランチにプッシュできない。 詳しい情報については必須のコミット署名についてを参照してください。
リポジトリがOrganizationに所有されているなら、ユーザあるいはTeamによる保護されたブランチへのプッシュを制限できます。 詳しい情報についてはブランチ制限についてを参照してください。