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記事のバージョン: Enterprise Server 2.15

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Team について

Team は、Organization のメンバーによって構成されるグループであり、カスケードになったアクセス権限とメンションを伴う会社やグループの構造を反映します。

Organization 内の Team のリスト

Organization のオーナーとチームメンテナは、Team に対して、Organization のリポジトリへの管理、読み取り、書き込みアクセスを与えることができます。 Organization のメンバーは、Team 名をメンションすることで、Team 全体に通知を送ることができます。 Organization のメンバーは、Team からのレビューをリクエストすることによっても、Team 全体に通知を送ることができます。 Organization のメンバーは、プルリクエストがオープンされたリポジトリへの読み取りアクセスを持つ特定の Team からのレビューをリクエストできます。 コードの特定の種類や領域に対して Team をオーナーとして CODEOWNERS ファイルで指定できます。

詳しい情報については、以下を参照してください。

Team のメンションの画像

また、LDAP Sync を使って GitHub Enterprise Server インスタンスの Team メンバーと Team ロールを、既成の LDAP グループと同期させることができます。 そうすることで、GitHub Enterprise Server インスタンス内で手動で行う代わりに、LDAP サーバーのユーザのロールベースアクセス制御を確立できます。 詳しい情報についてはLDAP Sync の有効化を参照してください。

Team の可視性

Team は可視にもシークレットにもできます。

Team のページ

各 Team は、Organization 内に独自のページを持ちます。 Team のページでは、Team メンバー、子チーム、Team のリポジトリを見ることができます。 Organization のオーナーとチームメンテナは、Team のページから Team の設定にアクセスし、Team の説明とプロフィール画像を更新できます。

Organization のメンバーは、Team 内のディスカッションを作成し、参加できます。 詳しい情報についてはTeam ディスカッションについてを参照してください。

メンバーとディスカッションのリストがある Team ページ

入れ子チーム

GitHub Enterpriseの Organization では、複数レベルの入れ子チームでグループや会社の階層を反映させることができます。 親チームは複数の子チームを持つことができます。それぞれの子チームが持つことができる親チームは 1 つだけです。 シークレットチームを入れ子にすることはできません。

子チームは親のアクセス権限を引き継ぐので、大きなグループでの権限管理がシンプルになります。 子チームのメンバーは、親チームが@メンションされた場合にも通知を受けるので、複数グループの人々のコミュニケーションがシンプルになります。

For example, if your team structure is Employees > Engineering > Application Engineering > Identity, granting Engineering write access to a repository means Application Engineering and Identity also get that access. アイデンティティ Team あるいは Organization の階層の最下位にある Team に @メンションした場合、それらのチームだけが通知を受けることになります。

親チームと子チームがある Team のページ

親チームの権限とメンションを誰が共有するのかを簡単に知るには、親チームのページの [Members] タブで親チームの子チームのすべてのメンバーを見ることができます。 子チームのメンバーは、親チームの直接のメンバーではありません。

子チームの全メンバーがある親チームのページ

Team を作るときには親を選択できます。あるいは、作成済みの Team を Organization の階層の中で移動させることもできます。 詳しい情報についてはOrganization 階層内での Team の移動を参照してください。

最適化設定の一部として、LDAP Sync は入れ子チームの構造を転送しません。子および親チームの関係を作るには、手作業で入れ子チームの構造を再作成し、対応する LDAP グループと同期しなければなりません。詳細は「Team を作成する」を参照してください。

Organization 内で Team を入れ子にする準備

Organization がすでに既存の Team を持っている場合、その Team の上あるいは下に Team を入れ子にする前に、各 Team のリポジトリのアクセス権限を監査しておくべきです。 また、Organization に実装したい新しい構造についても考慮しておくべきです。

Team 階層の最上位では、親チームとその子チームのすべてのメンバーにとって安全なアクセス権限を、親チームのリポジトリに与えるべきです。 階層を下っていくにつれて、より注意が必要なリポジトリへの、より細かいアクセスを、子チームに許可していくことができます。

  1. 既存の Team からすべてのメンバーを削除する
  2. 各 Team のリポジトリのアクセス権限を監査して調整し、各 Team に親を与える
  3. 必要な新しい Team を作成し、それぞれの新 Team の親を選択し、それらにリポジトリのアクセス権を与える
  4. Team に直接人を追加する

参考リンク

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