移行コンフリクトのレビュー
移行コンフリクトのリストを生成した後、それらをレビューして解決の際にghe-migrator
が行うデフォルトのアクションで良いことを確認します。
- テキストエディタもしくはCSV互換のスプレッドシートソフトウェアを使ってconflicts.csvをオープンしてください。
- 以下の例とリファレンスのガイダンスと共にconflicts.csvファイルをレビューし、インポートの際に適切なアクションが取られることを確認してください。
conflicts.csvファイルには、コンフリクトの移行マップと推奨アクションが含まれています。 移行マップは、ソースから移行されるデータと、そのデータがどのようにターゲットに適用されるかのリストです。
model_name |
source_url |
target_url |
recommended_action |
---|---|---|---|
ユーザ |
https://example-gh.source/octocat |
https://example-gh.target/octocat |
map |
Organization |
https://example-gh.source/octo-org |
https://example-gh.target/octo-org |
map |
リポジトリ |
https://example-gh.source/octo-org/widgets |
https://example-gh.target/octo-org/widgets |
rename |
Team |
https://example-gh.source/orgs/octo-org/teams/admins |
https://example-gh.target/orgs/octo-org/teams/admins |
マージ |
conflicts.csvの各行には以下の情報があります。
名前 | 説明 |
---|---|
model_name |
変更されるデータの種類。 |
source_url |
データのソースURL。 |
target_url |
期待されるデータのターゲットURL。 |
recommended_action |
データをインポートする際にghe-migrator が行う推奨のアクション。 |
各レコードタイプで可能なマッピング
データの転送時にghe-migrator
が行えるマッピングアクションは複数あります。
action |
説明 | 適用可能なモデル |
---|---|---|
import |
(デフォルト)ソースからのデータがターゲットにインポートされます。 | すべてのレコードタイプ |
map |
ソースからのデータがターゲット上の既存のデータで置き換えられます。 | Users、organizations、repositories |
rename |
ソースからのデータは名前が変更されてターゲットにコピーされます。 | Users、organizations、repositories |
map_or_rename |
ターゲットが存在する場合、そのターゲットにマップします。 そうでない場合はインポートされたモデルの名前を変更します。 | ユーザ |
マージ |
ソースからのデータはターゲット上の既存のデータと組み合わされます。 | Team |
We strongly suggest you review the conflicts.csv file and use ghe-migrator audit
to ensure that the proper actions are being taken. If everything looks good, you can continue to "Applying the imported data on GitHub Enterprise Server".