High Availability設定のリカバリ
GitHub Enterprise Server アプライアンスにフェイルオーバーした後は、単一のアプライアンスに頼るのではなく、できるだけ早く冗長性を取り戻す必要があります。
フェイルオーバーが計画済みのものだったり、アプライアンスの健全性に関係ないものである場合、以前のプライマリアプライアンスを新しいレプリカアプライアンスとして使用できます。 フェイルオーバーがプライマリアプライアンスの問題に関係しているなら、新しいレプリカアプライアンスを作成する方が良いでしょう。 詳しい情報については"High Availabilityレプリカの作成"を参照してください。
以前のプライマリアプライアンスを新しいレプリカとして設定する
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SSH を使用して以前のプライマリアプライアンスの IP アドレスに接続します。
$ ssh -p 122 admin@FORMER PRIMARY IP
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以前のプライマリアプライアンスで、以前のレプリカの IP アドレスを指定して
ghe-repl-setup
を実行します。$ ghe-repl-setup FORMER REPLICA IP
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To add the public key to the list of authorized keys on the primary appliance, browse to
https://PRIMARY-HOSTNAME/setup/settings
and add the key you copied from the replica to the list. -
新しいプライマリへの接続を確認し、新しいレプリカのレプリカモードを有効にするには、
ghe-repl-setup
をもう一度実行します。$ ghe-repl-setup FORMER REPLICA IP
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データストアのレプリケーションを開始するには、
ghe-repl-start
コマンドを使ってください。$ ghe-repl-start
**注意:** `ghe-repl-start`を使うとプライマリサーバーは短期間利用できなくなり、その間ユーザにはinternal server errorが返されます。 もっと親切なメッセージを提供するには、`ghe-repl-start`をレプリカノードで実行する前にプライマリノード上で`ghe-maintenance -s`を実行し、アプライアンスをメンテナンスモードにしてください。 レプリケーションを開始したら、`ghe-maintenance -u`でメンテナンスモードを無効化してください。