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記事のバージョン: Enterprise Server 2.14

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マージコンフリクトについて

マージコンフリクトは、競合するコミットを持つブランチをマージしようとしたときに生じるもので、最終のマージにどちらの変更を取り入れるかを Git が判断するのに手助けが必要になります。

Git がブランチ間の差異を自動的に解決してマージできる場合もあります。 通常、変更は異なる行にあったり、さらには異なるファイルにあったりするので、コンピュータにとってマージの理解がシンプルになります。 一方、Git が自力では差異を解決できず、あなたの介入が必要となることもあります。 しばしば、人々が同じファイルの同じ行に異なる変更をした場合や、ある人が編集したファイルを他の人が削除していた場合にマージコンフリクトが生じます。

GitHub Enterprise上でプルリクエストをマージできるようにするには、すべてのマージコンフリクトを解決しなければなりません。 プルリクエスト中の比較ブランチとベースブランチ間でマージコンフリクトがある場合、[Merge pull request] ボタンの上に、競合する変更を持つファイルのリストが表示されます。 [Merge pull request] ボタンは、比較ブランチとベースブランチ間のすべての競合が解決されるまで、非アクティブになっています。

マージコンフリクトのエラーメッセージ

マージコンフリクトを解決する

マージコンフリクトを解決するには、競合しているファイルを手作業で編集し、最終のマージに残したい変更を選択しなければなりません。 マージコンフリクトを解決するにはいくつかの方法があります。

コマンドライン上にマージコンフリクトがあるなら、自分のコンピュータ上でローカルにマージコンフリクトを解決するまでは、ローカルの変更を GitHub Enterprise にプッシュできません。 マージコンフリクトのあるコマンドライン上のブランチをマージしようとすると、エラーメッセージが返されます。 詳細は「コマンド ラインを使用してマージコンフリクトを解決する」を参照してください。

$ git merge BRANCH-NAME
> Auto-merging styleguide.md
> CONFLICT (content): Merge conflict in styleguide.md
> Automatic merge failed; fix conflicts and then commit the result

参考リンク

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