管理者がパブリックリポジトリへの匿名Git読み取りアクセスを有効化できるようにする
カスタムのツールのインスタンス上での動作をシンプルにし、認証の必要性をバイパスするために、リポジトリ管理者がGitHub Enterprise Server インスタンス上のパブリックリポジトリに匿名Git読み取りアクセスを有効化することを許可できます。
ノート: 匿名の Git 読み取りアクセスを有効化した場合、あなたはすべてのアクセスとこの機能の利用について責任を負うことになります。GitHub は、意図しないアクセスや機能の誤用についても責任を負いません。また、注文したシート数の制限を含む GitHub から入手したライセンスに違反することを目的としてこの機能を使ってはなりません。
プライベートモードが有効化されている場合、リポジトリ管理者にGitHub Enterprise Server インスタンス上のパブリックリポジトリへの匿名Git読み取りアクセスの有効化を許可できます。 プライベートモードに関する詳しい情報についてはプライベートモードの有効化を参照してください。
匿名Git読み取りアクセスを許可すると、インスタンス上のカスタムツールが認証をバイパスできるようになります。 あなたもしくはリポジトリ管理者がこのアクセス設定をリポジトリで有効化すると、認証を受けていない Git の操作 (そして GitHub Enterprise Server へのネットワークアクセスができる人はだれでも) は、認証なしでリポジトリに読み取りアクセスできることになります。
リポジトリ管理者がリポジトリの匿名 Git アクセスの設定を変更できないようにすることもできます。詳細は「ユーザによる匿名 Git 読み取りアクセスの変更を禁止する」を参照してください。
匿名 Git 読み取りアクセスが有効になっているリポジトリを見るには、サイト管理ダッシュボードでリポジトリのリストをフィルタリングしてください。
メモ:
- フォークしたリポジトリはアクセス設定をルートのリポジトリからデフォルトで継承するので、Git の読み取りアクセスの設定を変更することはできません。
- パブリックリポジトリがプライベートになると、そのリポジトリおよびそのリポジトリのフォークの匿名 Git 読み取りアクセスは自動的に無効化されます。
- 匿名認証のリポジトリが Git LFS のアセットを含む場合、Git LFS のアセットは認証を必要とするためにダウンロードに失敗します。Git LFS のアセットを持つリポジトリでは、匿名 Git 読み取りアクセスを有効化しないことを強くおすすめします。
-
任意のページの右上の隅で をクリックしてください。
-
左サイドバーで [Admin center] をクリックします。
-
[Anonymous Git read access(匿名 Git 読み取りアクセス)] の下で、ドロップダウンメニューを使って [Enabled(有効化)] をクリックしてください。
特定のリポジトリでの匿名Git読み取りアクセスの有効化
メモ:
- フォークしたリポジトリはアクセス設定をルートのリポジトリからデフォルトで継承するので、Git の読み取りアクセスの設定を変更することはできません。
- パブリックリポジトリがプライベートになると、そのリポジトリおよびそのリポジトリのフォークの匿名 Git 読み取りアクセスは自動的に無効化されます。
- 匿名認証のリポジトリが Git LFS のアセットを含む場合、Git LFS のアセットは認証を必要とするためにダウンロードに失敗します。Git LFS のアセットを持つリポジトリでは、匿名 Git 読み取りアクセスを有効化しないことを強くおすすめします。
-
任意のページの右上の隅で をクリックしてください。
-
検索フィールドにリポジトリ名を入力して [Search] をクリックします。
-
検索結果から、リポジトリ名をクリックしてください。
-
ページの右上の隅で [Admin(管理)] をクリックしてください。
-
左サイドバーで [Admin(管理)] をクリックしてください。
-
"Danger Zone(危険区域)"の下で、"Enable Anonymous Git read access(匿名Git読み取りアクセスの有効化)"の隣のEnable(有効化)をクリックしてください。
-
変更を確認します。 確認するために [Yes, enable anonymous Git read access(はい、匿名 Git 読み取りアクセスを有効化)] をクリックしてください。