Organization の GitHub Actions 権限について
デフォルトでは、GitHub ActionsはすべてのリポジトリとOrganizationで有効になります。 GitHub Actionsを無効化したり、プライベートのアクションのみに制限し、リポジトリ内に存在するアクションだけを使えるようにすることができます。 GitHub Actions の詳細は、「GitHub Actionsについて」を参照してください。
Organization のすべてのリポジトリについて GitHub Actions を有効化することができます。 GitHub Actionsを有効化すると、ワークフローはリポジトリ内と、その他の任意のパブリックリポジトリ内のアクションを実行できるようになります。 Organization のすべてのリポジトリについて 、GitHub Actions を無効化できます。 GitHub Actionsを無効化すると、リポジトリでワークフローが実行されなくなります。
あるいは、Organization のすべてのリポジトリについて GitHub Actions を有効化したうえで、ワークフローで実行できるアクションを制限することができます。 ローカルアクションのみを有効化した場合、ワークフローはリポジトリ、Organization、Enterprise内のアクションだけを実行できるようになります。
Organization の GitHub Actions 権限の管理
Organization のワークフローをすべて無効にすることも、Organization でどのアクションを使用できるかを設定するポリシーを設定することもできます。
Allow select actions(アクションの選択を許可)を選択すると、ローカルアクションが許可され、他の特定のアクションを許可するための追加のオプションがあります。 詳しい情報については「特定のアクションの実行の許可」を参照してください。
ローカルアクションだけを許可した場合、そのポリシーはGitHubが作成したアクションへのすべてのアクセスをブロックします。 たとえばactions/checkout
にはアクセスできません。
注釈: Organizationが、優先ポリシーのある Enterprise アカウントによって管理されている場合、これらの設定を管理できない場合があります。 詳しい情報については、 「Enterprise アカウントで GitHub Actions のポリシーを施行する」を参照してください。
- GitHubの右上で、プロフィール画像をクリックし、続いてYour profile(あなたのプロフィール)をクリックしてください。
- プロフィールページの左側で、"Organizations"の下であなたのOrganizationのアイコンをクリックしてください。
- Organization名の下で、Settings(設定)をクリックしてください。
- サイドバーでActions(アクション)をクリックしてください。
- [Policies] でオプションを選択します。
- [Save] をクリックします。
Allowing specific actions to run
Allow select actions(アクションの選択を許可)を選択すると、ローカルアクションが許可され、他の特定のアクションを許可するための追加のオプションがあります。
-
Allow actions created by GitHub(GitHubが作成したアクションのを許可): GitHubが作成したすべてのアクションをワークフローから使うことを許可できます。 GitHubが作成したアクションは、
actions
及びgithub
Organizationにあります。 詳しい情報についてはactions
及びgithub
Organizationを参照してください。 -
Allow Marketplace actions by verified creators(検証済み作者によるMarketplaceのアクションを許可):検証済みの作者によるすべてのGitHub Marketplaceアクションをワークフローから使用することを許可できます。 GitHubがアクションの作者をパートナーOrganizationとして検証すると、GitHub Marketplaceでアクションの隣にバッジが表示されるようになります。
-
Allow specified actions(指定したアクションの許可): ワークフローから利用できるのを特定のOrganizationやリポジトリ内のアクションに限定できます。
アクションの特定のタグあるいはコミットSHAにアクセスを制限するには、アクションを選択するためにワークフローで使われる野と同じ
<OWNER>/<REPO>@<TAG OR SHA>
構文を使ってください。 たとえばタグを選択するためにactions/javascript-action@v1.0.1
、あるいはSHAを選択するためにactions/javascript-action@172239021f7ba04fe7327647b213799853a9eb89
というようにします。 詳しい情報については「アクションの発見とカスタマイズ」を参照してください。パターンのマッチには、ワイルドカードキャラクタの
*
が使えます。 たとえば、space-org
で始まるOrganization内のすべてのアクションを許可したいなら、space-org*/*
と指定できます。 octocatで始まるリポジトリ内のすべてのアクションを許可したいなら、*/octocat*@*
が使えます。 ワイルドカードの*
の利用に関する詳しい情報については「GitHub Actionsのためのワークフロー構文」を参照してください。ノート:**Allow specified actions**オプションが使えるのは、GitHub Free、GitHub Pro、OrganizationのGitHub Free、GitHub Teamプランのパブリックリポジトリでのみです。
この手順は、特定のアクションを許可リストに追加する方法を示しています。
- GitHubの右上で、プロフィール画像をクリックし、続いてYour profile(あなたのプロフィール)をクリックしてください。
- プロフィールページの左側で、"Organizations"の下であなたのOrganizationのアイコンをクリックしてください。
- Organization名の下で、Settings(設定)をクリックしてください。
- サイドバーでActions(アクション)をクリックしてください。
- [Policies] で [Allow select actions] を選択し、必要なアクションをリストに追加します。
- [Save] をクリックします。
プライベートリポジトリのフォークのワークフローを有効にする
プライベートリポジトリのフォークの利用に依存しているなら、ユーザがどのようにpull_request
イベントの際にワークフローを実行できるかを制御するポリシーを設定できます。 これらのポリシーはプライベートリポジトリだけで使えるもので、Enterprise、Organization、リポジトリに設定できます。 Enterpriseの場合、このポリシーはすべてのOrganizationのすべてのリポジトリに適用されます。
- Run workflows from fork pull requests(フォークのPull Requestからワークフローを実行) - 読み取りのみの権限を持ち、シークレットにはアクセスできない
GITHUB_TOKEN
を使って、フォークのPull Requestからワークフローを実行することをユーザに許可します。 - Send write tokens to workflows from pull requests(Pull Requestから書き込みトークンをワークフローに送信) - 書き込み権限を持つ
GITHUB_TOKEN
の利用をフォークからのPull Requestに許可します。 - Send secrets to workflows from pull requests(Pull Requestからワークフローにシークレットを送信) - すべてのシークレットをPull Requestから利用可能にします。
Organization のプライベートフォークポリシーを設定する
- GitHubの右上で、プロフィール画像をクリックし、続いてYour profile(あなたのプロフィール)をクリックしてください。
- プロフィールページの左側で、"Organizations"の下であなたのOrganizationのアイコンをクリックしてください。
- Organization名の下で、Settings(設定)をクリックしてください。
- サイドバーでActions(アクション)をクリックしてください。
- Fork pull request workflows(Pull Requestワークフローのフォーク)の下で、オプションを選択してください。 例:
- Save(保存)をクリックして、設定を適用してください。