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記事のバージョン: Enterprise Server 2.14

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ファイルを無視する

場合によっては、Git で GitHub Enterprise にチェックインしたくないファイルもあります。 無視するファイルを Git に指示する方法は複数あります。

ローカルの .gitignore ファイルを作成する

.gitignore という名前のファイルをリポジトリに作成すると、Git はそのファイルに基づいて、無視するファイルおよびディレクトリを決定し、その後にコミットします。

リポジトリをクローンする他のユーザと無視のルールを共有するには、.gitignore ファイルをリポジトリにコミットする必要があります。

GitHub は、一般的なオペレーティング システム、環境、言語で推奨される .gitignore ファイルの公式なリストを、github/gitignore パブリックリポジトリに保持します。 gitignore.io ファイルを使用して、お使いのオペレーティング システム、プログラミング言語、または IDE に応じた .gitignore ファイルを作成することもできます。 詳細は gitignore.io のサイトを参照してください。

  1. [Terminal] で、Git リポジトリの場所まで移動します。
  2. touch .gitignore と入力して、.gitignore ファイルを作成します。

Octocat が、このファイルを追加するときの適正なルールの記載された Gist を持っています。

すでにファイルをチェックインしていて、それを無視したい場合、後からルールを追加してもファイルは無視されません。 この場合は、ターミナルで次のコマンドを実行して、まずファイルの追跡を解除してください:

$ git rm --cached ファイル名

グローバルな .gitignore ファイルを作成する

グローバルな .gitignore ファイルも作成できます。これは、お使いのコンピューター上の Git リポジトリでファイルを無視するルールのリストです。 たとえば、~/.gitignore_global にファイルを作成し、そこにルールを追加することができます。

  1. ターミナルを開きます。

  2. ターミナルで、次のコマンドを実行します。

    $ git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global

Octocat が、このファイルを追加するときの適正なルールの記載された Gist を持っています。

明示的にリポジトリを除外する

他のユーザと共有される .gitignore ファイルを作成したくない場合は、リポジトリにコミットされないルールを作成することもできます。 ローカルで生成され、他のユーザが生成することは想定されないファイル、たとえば自分のエディターで作成されるファイルなどを無視するときに使える方法です。

使い慣れたテキストエディターを使って、Git リポジトリのルートにある .git/info/exclude というファイルを開きます。 ここで追加するルールはチェックインされないので、ローカル リポジトリにあるファイルだけが無視されます。

  1. [Terminal] で、Git リポジトリの場所まで移動します。
  2. 使い慣れたテキストエディターを使って、.git/info/exclude ファイルを開きます。

参考リンク

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