サポートされているカスタムドメイン
GitHub Pages では、サブドメインとApexドメインの 2 種類のドメインを使用できます。 サポートされていないカスタムサブドメインのリストは、「カスタムドメインと GitHub Pages のトラブルシューティング」を参照してください。
サポートされているカスタムドメインの種類 | サンプル |
---|---|
www サブドメイン | www.example.com |
カスタムサブドメイン | blog.example.com |
Apex ドメイン | example.com |
サイトには、カスタムドメインの一方または両方を設定できます。 Apex ドメインを使用している場合でも、www
サブドメインを使用することをおすすめします。 詳細については、「 あなたの GitHub Pages サイトに Apex ドメインを使用する」を参照してください。
ユーザまたは Organization サイトのカスタムドメインを設定すると、カスタムドメインを設定していないアカウントが所有するプロジェクトサイトの URL で、<user>.github.io
または <organization>.github.io
の部分がカスタムドメインによって置き換えられます。 たとえば、サイトのカスタムドメインが www.octocat.com
で、octo-project
というリポジトリから公開されているプロジェクトサイトにまだカスタムドメインを設定していない場合、そのリポジトリの GitHub Pages サイトは、www.octocat.com/octo-project
で公開されます。
あなたの GitHub Pages サイトにサブドメインを使用する
サブドメインは、URL のうちルートドメインの前の部分です。 サブドメインは、www
に設定することも、あるいは blog.example.com
のようにサイトの独自セクションに設定することもできます。
サブドメインは、DNS プロバイダを通じて CNAME
レコードで設定されます。 詳しい情報については、「GitHub Pages サイト用のカスタムドメインを管理する」を参照してください。
www
サブドメイン
サブドメインの種類として最もよく使われているのは、www
サブドメインです。 たとえば、www.example.com
には www
サブドメインが含まれています。
www
サブドメインは、カスタムドメインとして最も安定的です。GitHub のサーバの IP アドレスが変更されても、www
サブドメインは影響を受けないからです。 また、サービス拒否 (Dos) 攻撃に対する保護が効率的に実装できることから、サイトの読み込みも高速化されます。
カスタムサブドメイン
カスタムサブドメインは、標準のサブドメインである www
を使わない種類のサブドメインです。 カスタムサブドメインは、サイトに 2 つの独自セクションを作成したい場合に最もよく使われます。 たとえば、blog.example.com
というサイトを作成し、www.example.com
から独自のセクションをカスタマイズできます。
あなたの GitHub Pages サイトに Apex ドメインを使用する
Apex ドメインは、example.com
といったようにサブドメインを含まないカスタムドメインです。 Apex ドメインは、ベースドメイン、ベアドメイン、裸ドメイン、ルート Apex ドメイン、ゾーン Apex ドメインなどとも呼ばれます。
Apex ドメインは、DNS プロバイダを通じて、A
、ALIAS
、ANAME
レコードで設定されます。 詳しい情報については、「GitHub Pages サイト用のカスタムドメインを管理する」を参照してください。
カスタムドメインとして Apex ドメインを使用している場合は、www
サブドメインもセットアップすることをおすすめします。 DNSプロバイダを通じて各ドメインの種類のための正しいレコードを設定しているなら、GitHub Pagesは自動的にドメイン間のリダイレクトを生成します。 たとえばwww.example.com
をサイトのカスタムドメインとして設定しており、Apex及びwww
ドメイン用にALIAS
及びCNAME
レコードを持っているなら、example.com
はwww.example.com
にリダイレクトされます。 詳しい情報については、「GitHub Pages サイト用のカスタムドメインを管理する」を参照してください。
GitHub Pages サイトが無効化された際にカスタムドメインを更新する
GitHub Pages サイトが無効になっていて、かつカスタムドメインがセットアップされている場合、すぐに DNS プロバイダで DNS レコードを更新するか削除して、ドメイン乗っ取りのリスクを避けてください。 サイトが無効な間に、DNS プロバイダでカスタムドメインを設定していると、サブドメインのいずれかで誰かにサイトをホストされてしまう恐れがあります。 詳しい情報については、「GitHub Pages サイト用のカスタムドメインを管理する」を参照してください。
サイトが自動的に無効化される理由は、いくつかあります。
- GitHub Pro から GitHub Free へダウングレードすると、アカウント内のプライベートリポジトリから公開されている GitHub Pages のサイトは公開されなくなります。 詳細は「GitHub の支払いプランをダウングレードする」を参照してください。
- GitHub Free を利用している個人アカウントへプライベートリポジトリを移譲した場合、そのリポジトリからは GitHub Pages の機能を利用できなくなり、公開されている GitHub Pages は公開されなくなります。 詳細は「リポジトリを移譲する」を参照してください。