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このバージョンの GitHub Enterprise はこの日付をもって終了となりました: 2022-10-12. 重大なセキュリティの問題に対してであっても、パッチリリースは作成されません。 パフォーマンスの向上、セキュリティの向上、新機能の向上を図るために、最新バージョンの GitHub Enterprise にアップグレードします。 アップグレードに関するヘルプについては、GitHub Enterprise サポートにお問い合わせく� さい

クラスタノードのモニタリング

GitHub Enterprise Server クラスタは、2 つ以上のノードに分散された冗長サービスで構成されています。 もしも個々のサービスまたは1つのノード全体に障害があっても、それがクラスタのユーザに即座に見えることはありません。 た� し、パフォーマンスと冗長性が影響を受けるため、GitHub Enterprise Server クラスタの健全性を監視することが重要です。

クラスタのステータスの手動でのチェック

GitHub Enterprise Server には、クラスタの健全性をモニタリングするためのコマンドラインユーティリティが組み込まれています。 管理シェルから ghe-cluster-status コマンドを実行すると、接続とサービスの状態の検証を含む一連の正常性チェックが各ノードで実行されます。 出力には、ok または error のテキストを含むテスト結果が表示されます。 たとえば失敗したテスト� けを表示するには以下のようにしてく� さい。

admin@ghe-data-node-0:~$ ghe-cluster-status | grep error
> mysql-replication ghe-data-node-0: error Stopped
> mysql cluster: error

注: 失敗したテストがない� �合、このコマンドは出力を生成しません。 これはクラスタが健全であることを意味します。

Nagiosでのクラスタステータスのモニタリング

GitHub Enterprise Server を監視するように Nagios を構成できます。 各クラスター ノードへの基本的な接続を監視することに� えて、ghe-cluster-status -n コマンドを使用するように Nagios を構成して、クラスターの状態を確認できます。 これは、Nagiosが理解できるフォーマットの出力を返します。

前提条件

  • Nagiosを動作させるLinuxのホスト。
  • GitHub Enterprise Serverクラスターへのネットワークアクセス。

Nagiosホストの設定

  1. 空のパスフレーズで SSH キーを生成してく� さい。 Nagios はこれを使用して GitHub Enterprise Server クラスタへの認証を行います。

    nagiosuser@nagios:~$ ssh-keygen -t ed25519
    > Generating public/private ed25519 key pair.
    > Enter file in which to save the key (/home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519):
    > Enter passphrase (empty for no passphrase): leave blank by pressing enter
    > Enter same passphrase again: press enter again
    > Your identification has been saved in /home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519.
    > Your public key has been saved in /home/nagiosuser/.ssh/id_ed25519.pub.

    セキュリティの警告: パスフレーズのない SSH キーがホストへの完全なアクセスを承認されていると、セキュリティ リスクになることがあります。 このキーの承認は、単一の読み取りのみのコマンドに限定してく� さい。

    注: Ed25519 アルゴリズ� をサポートしていない Linux のディストリビューションを使用している� �合は、次のコマンドを使用します。

    nagiosuser@nagios:~$ ssh-keygen -t rsa -b 4096
  2. 秘密キー (id_ed25519) を nagios ホー�  フォルダーにコピーし、適切な所有権を設定します。

    nagiosuser@nagios:~$ sudo cp .ssh/id_ed25519 /var/lib/nagios/.ssh/
    nagiosuser@nagios:~$ sudo chown nagios:nagios /var/lib/nagios/.ssh/id_ed25519
  3. ghe-cluster-status -n コマンド のみ を実行する公開キーを承認するには、/data/user/common/authorized_keys ファイル内の command= プレフィックスを使用します。 任意のノードの管理シェルから、このファイルを変更してステップ1で生成した公開鍵を追� してく� さい。 例: command="/usr/local/bin/ghe-cluster-status -n" ssh-ed25519 AAAA....

  4. /data/user/common/authorized_keys ファイルを変更したノードで ghe-cluster-config-apply を実行して、構成を検証し、クラスター内の各ノードにコピーします。

    admin@ghe-data-node-0:~$ ghe-cluster-config-apply
    > Validating configuration
    > ...
    > Finished cluster configuration
  5. Nagios プラグインがこのコマンドの実行をうまく行えることをテストするには、このコマンドを Nagios のホストからインタラクティブに実行してく� さい。

    nagiosuser@nagios:~$ /usr/lib/nagios/plugins/check_by_ssh -l admin -p 122 -H hostname -C "ghe-cluster-status -n" -t 30
    > OK - No errors detected
  6. Nagios の設定中にコマンド定義を作成してく� さい。

    定義の例
    define command {
          command_name    check_ssh_ghe_cluster
          command_line    $USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -C "ghe-cluster-status -n" -l admin -p 122 -t 30
    }
    
  7. このコマンドを GitHub Enterprise Server クラスタ内のノードのサービス定義に追� します。

    定義の例
    define host{
          use                     generic-host
          host_name               ghe-data-node-0
          alias                   ghe-data-node-0
          address                 10.11.17.180
          }
    
    define service{
            use                             generic-service
            host_name                       ghe-data-node-0
            service_description             GitHub Cluster Status
            check_command                   check_ssh_ghe_cluster
            }
    

Nagios に定義を追� すると、設定に従ってサービスチェックが実行されます。 Nagios の Web インターフェースで新しく設定されたサービスを確認することができます。

Nagios の例